防弾少年団(BTS)、2000日の旅情…誰も考えなかった防弾少年団の成功

ヒョン・セヒョン記者

 

◆ソーシャルメディアで逆転した「土のさじ」出身の限界

防弾少年団の人気の要因の中で欠かすことができないのがソーシャルメディアだ。所属事務所Big Hitエンターテインメントは、中小企画事務所の限界を乗り越えるために放送局でなくてもファンに会えるソーシャルメディアを積極手に活用した。これが神の一手だった。防弾少年団はデビュー初期から公式ブログとYouTubeなどにコンテンツを掲載し、絢爛たるパフォーマンスを盛りこんだ彼らの映像は全世界に伝わった。これが、韓国より先に海外で爆発的な反応を引き出した理由だ。

2018年に防弾少年団は、再生回数1億回を超えるミュージックビデオが15個になった。8月に防弾少年団の「IDOL」のミュージックビデオが公開されて4時間16分でYouTubeの再生回数が1000万回を超えた。韓国のファンだけでは成し遂げにくい数値だ。また、メンバー各自は積極的に個人のコンテンツを製作するクリエーターだ。NAVERのリアルタイム個人放送であるV LIVEでは、ジミンが4月に放送した「久しぶりです!」という映像が約6ヵ月で再生回数1億回を突破した。

アイドルグループの中には休息や神秘主義という戦略などを理由にファンとコミュニケーションをしない場合が多い。しかし防弾少年団は、ソーシャルメディアで彼らの控え室、宿舎、舞台裏、海外ツアーなどの日常を見せて、ファンと絶えずコミュニケーションをしている。防弾テレビのYouTubeには約900個の動画が上がり、彼らのTwitterには約1万個のツイートがある。このように活発なソーシャルメディアでの活動でファンはいつも防弾少年団とともにしているという気分を感じることができるようになり、力強いファンクラブを形成する基盤になった。

(4ページに続く)

・【公式】「SBS歌謡大祭典」、「防弾少年団」・「TWICE」・「BLACKPINK」など1次ラインナップ公開!

・防弾少年団(BTS)JIN、自身の誕生日を迎えてファンに手紙「僕の誕生日を楽しんでくださる姿、うれしくて幸せ」

・防弾少年団が大爆笑トーク&ライブを披露したアメリカ人気トーク番組「ザ・トゥナイト・ショーBTS出演回」dTVにて12/3より日本初配信スタート!

・防弾少年団(BTS)ジミン、全世界リアルタイム検索語を掌握した“圧倒的な扇の舞い”

2018.12.04