ステージでは、今日の舞台に立つまでのソンモの思いが綴られた日記の様子が映像で流れた。中には「やっと生きている気分のよう」などの文字も。
感動の渦が沸き上がるように会場からはアンコールが沸き起こり、ソンモが笑顔で登場。手には日記帳のようなものを持って、「みんなに言いたいことを書いたんです。聞いてくれますか?」というと、ファンは拍手で応えた。
「僕は最近の後輩たちのように、歌やダンスができないけれど、10年を振り返って自信を持って言えることがあります。それは、心を持ってファンへ対応したこと、歌やダンスをカバーできるように努力したこと。それを超える愛をファンがくれたこと。いろいろなことがあったけれど、怖くなかったし、こうして戻ってこれました。さみしいことがあっても、10人、100人、1000人と、僕と歩幅を合わせてくれるファンとこれからも一緒に歩いていきたいです。そして10年、僕を愛して、守ってくれてありがとう。皆さんに心から感謝しています。愛しています」と、率直な言葉で語りかけた。
出発への意味を込めて「Departure」を披露し、ファンミーティングを締めくくった。
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