【全文】キム・ジャンフン、「防弾少年団」問題で”日本語の長文”を安倍首相の写真と共に掲載 「批判の前にまず謝罪すべき」

日本は、戦争を起こしたA級犯罪者を神として祭っているのです。

2013年12月には、安倍晋三首相が公式に靖国神社を参拝し、国際的な非難を受けたこともありました。

ドイツとは大きく比較される行為です。

ドイツは第2次世界大戦後、ナチスの蛮行について徹底して国際社会に謝罪し、行動に移してきました。

1970年、ビリー・ブラント西ドイツ首相(当時)は、ポーランドの「ナチスによるユダヤ人犠牲者追悼碑」を訪ねてひざまずいて謝罪し、全世界を驚かせました。ビリー・ブラント首相がひざまずくとドイツは再び立ち上がりました。そしてヨーロッパに平和の花が咲き始めました。

2013年8月、ドイツのメルケル首相は、「ドイツ人はナチスの各種犯罪・犠牲者に対して永遠の責任がある」と繰り返し謝罪しました。

ドイツは今も第2次世界大戦の戦犯に対して大変重い重刑を言い渡すことで、絶え間ない謝罪と責任を果たしています。

したがって過去を鏡にして今日を生きてきたからこそ、今日のドイツは最も堅固な強国の一つになったのです。日本はドイツから学ばなければなりません。謝罪の方法を...

ブラント首相がひざまずいてドイツが立ち上がったように、日本の極右と日本政府が過去の侵略の歴史についてひざまずかなければ結局日本がひざまずくこととなり、日本の善良な国民たちだけが被害を受けることになるでしょう。

私は歌手でありつつも独島と強制性奴隷という部分について第一線で行動しているので、日本では私を反日歌手として嫌っていますが、私は日本が嫌いでもなく日本人を憎んだこともありません。それどころか、韓国と日本は激変する国際社会で生き残るために手を握らなければならないと思っています。

日本と韓国は、まるで一国(One Country)のような体制を作って真の友となり、互いに助け合い力を合わせて世界へ進み、平和を産み出す役割をしなければならないと思います。

それには過去史があまりにも可視的な存在です。

日本政府と右派たちがドイツのように過去史を徹底的に反省して清算することができないので、韓国と真の友だちになれないのがとても悔しいのです.

望むべくは日本はこれ以上歴史を歪曲せず、謝罪することが恥ずかしいことではないということを悟り、被害を与えたアジアの国々に対し、真の謝罪をすることなのです。

その瞬間、アジアには平和の波が起こるでしょう。ひいては全世界への良い影響力もまた大変大きなものとなるでしょう。

最後に、

日本は今やBTSに対して行っている強引でせせせこましい行動を中断し、日本に居住している韓国人に対する嫌韓行為や傍観を止めることで、世界に向かう日本の真の謝罪の第一歩を踏み出すことを願います。

その第一歩を踏み出すこと、すなわち過去の日本の植民地支配と侵略戦争によって被害を受けた韓国をはじめとしたアジアの多くの国々、さらには米国までも含めたすべての被害国に対する真の反省と謝罪を促します。

今は喧嘩をする時ではありません。地球が生き残るために力を合わせなければならない時です。

環境汚染と人間性の喪失、資源の枯渇など、数多くの人類の課題... それらを解決するために手を握らなければなりません。

日本よ、

今、真の謝罪を通じて過去史を清算し、ともに手を取り合っていきましょう。

友だちのような日韓のために、アジアの平和のために,

そして人類の平和のために。

共に歩むのなら、私たちにはそれを可能にする力があるでしょう。
Kim Jang Hoon-

WOW!korea提供

 

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