【全文】キム・ジャンフン、「防弾少年団」問題で”日本語の長文”を安倍首相の写真と共に掲載 「批判の前にまず謝罪すべき」

歴史問題に関して、これから人間愛と常識という側面からBTSのジミン君の話をしてみようと思います。

BTSのジミン君の着ていた服には、原爆投下の時の雲の写真もあります。日本はこれを問題視していると聞いています。

果たしてジミン君は、日本をからかうためにそのシャツを着たのでしょうか。常識的にそんな確率はまったくありません。

過去日本から踏みにじられた韓国人でも、独島や強制性奴隷問題を主導している私でも、原爆投下によって多くの日本人が命を失ったことに対して心を痛めています。多分人間なら誰でも心を痛めているでしょう。命はいかなる場合でも大切なものですから。これが常識です。

ですから人間であれば誰でも普遍的な常識から考えると、ジミン君のその行為が嘲弄ではないことがわかるので誰も問題にしないのに、日本はただその点にのみ重点を置いて議論を呼び起こし非難しているのです。

日本はそれを批判する前にまず、過去に日本の行なった多くの戦争と、それによって犠牲になった多くの被害者たちに謝罪することを優先すべきです。

しかし、今までの日本の行動から見て、歴史に対する反省と謝罪は見当たりません。

1番目の写真を見ると、日本の安倍首相が731という番号の書かれた飛行機に乗って、親指をあげて明るく笑いながら写真を撮っている姿を見ることができます。

731は上に述べたように、ハルビンに駐屯した人類史上最も残忍な生きた人間を対象に生体実験を行った日本軍部隊の名称です。

加害国の総理としてああいう行為が果たして可能なのか問いたいです。たとえ加害国の首相でなくても、たった一人の市民であれ、ああいう写真は撮ってはならないでしょう。

2番目の写真は旭日旗で、第2次大戦当時、侵略を繰り広げた日本軍が使用した軍旗です。

ナチス・ドイツのハーケンクロイツと同じ脈絡の戦犯旗です。日本は未だにその事実を認めず、各種国際スポーツ大会で応援旗として使っています。また多くの商品のデザインに使っています。

3番目の写真は日本の靖国神社です。1869年に建設された招魂社が1879年に靖国神社になりました。特に靖国神社は、日本の対外戦争で戦い命を落とした日本軍兵士の霊魂を慰霊し、神として祀る神社です。1978年からは、第2次世界大戦を起こした責任の最も大きいA級戦犯14人を神として祀り、祭祀を行っています。さらに驚くべきことは日本の首相や政府高官たちが靖国神社を訪ねて参拝するという事実です。

 

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