「インタビュー」「交渉」ヒョンビン“初の悪役…他の時より自由に演技した”

ヒョンビンは、ミン・テグというキャラクターを準備しながら、難しさよりは新しい楽しさを感じたと話した。彼は「演技に制約が少なかったんです。他の時より、はるかに自由に演技しました」「幾重にも包まれた立体的人物を作り、好奇心を刺激しようとしました」と話した。また「善良な役柄を演じても、キャラクターを作るのはいつも難しいです」と話しながら笑う場面もあった。

「交渉」は“リアルタイム 二元撮影”という独特な方法で制作された。映画の中で、交渉家であるハ・チェユン(ソン・イェジン)とミン・テグは、モニターを通じて対話を交わす。実際の撮影でも同じように、ソン・イェジンとヒョンビンがそれぞれの空間で、モニターを通じて台詞を交わした。撮影する空間もそれぞれ、警察の状況室と人質犯のアジトに制限された。ヒョンビンは「もどかしくて、寂しかったです」と話した。

「キャラクターたちがずっと小さな空間にいるため、観客たちももどかしさを感じそうだと思いました。なので、テグがいる空間を最大限に活用しようとしました。テグが椅子をあちこちに移してまわり、位置を変えるのもそのような理由からでした。テグのいる空間は狭いけれど、観客たちが広く感じることを願いました」

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2018.11.12