黒のダメージパンツにきらびやかなジャケットを羽織ったレオは、スタンドマイクを使いながら「Gesture」で熱いステージを繰り広げた。「Give Me Something」では、ジャケットを脱ぎ、男性美を感じさせるダンスと、腹筋のチラ見せに、会場は熱い反応を示した。
「公演のために作った曲です」と言うだけあって、熱気を高めるパフォーマンスを見せたレオは、曲が終わると「息を吸いたい」と座り込むほど。パフォーマンスの大変さを想像してか、「会社の人からは『この曲は(アルバムに)絶対必要だよ』と言われたけど、僕は『いらないよ』と話した」と言うが、ファンの盛り上がりを体感して「今では、本当にありがとうございます」と笑った。
また、「コンサートで歌う時と、ミュージカルをする時は、気分が違うんです。ミュージカルは初めから最後まで役で生きて、喜怒哀楽を感じているから、全然違うんです」とし、ミュージカルをする時は、「(共演者の)お兄さん達が僕を『かわいい』ってするから、僕はかわいい弟の感じになるから、みなさん好きじゃないかもしれない」と普段との違いも語りながらも、「日本でもミュージカルを見せることができて、よかったです。ミュージカルしながら、たくさんの愛情をもらいました。今度のミュージカルでも新しい魅力を準備してるから、たくさん応援してください!」と呼びかけた。
「Thanks for...」では力強さを見せ、赤の照明とスモークで雰囲気のある中始まった「Trap」では、魅惑的なパフォーマンスでファンの気持ちを高ぶらせた。
「公演ももう終わりに向かってます。そろそろ来たよ、終わりが…」と公演も終盤であることを知らせると、惜しむファンに「僕はみなさんの大きな声が1番好きだよ。みなさんの声をずっと聴きたくて、恋しかった。みなさんと同じで僕もコンサートをずっと待ってたから、たくさん悩んで、努力しながら準備しました。今の時は絶対忘れないと思います。もっと良い音楽、舞台、パフォーマンスを準備しているから、ずっと期待してください」と気持ちを伝えた。
感情を込めて「You are There, but not There(いるのにいない君)」を披露し、そのまま「Nowadays」で、突き抜けるような歌声を会場中に響かせた。
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