Q.キム・ジウン監督の“イ・ユンヒ”役に対するカラーは明確でしたか?
ハン・ヒョジュ:“女優ハン・ヒョジュ”の新しい顔を取り出したいという欲を持っていました。撮影前からそれを感じました。私をずっと刺激してきました。監督は“セクシー”なイ・ユンヒを求めました。“セクシー”というのは多様に考えることができる部分です。「すべてのキャラクターがセクシーだったらいいのに」という感じです。そのようなところが足りなかったというのも事実です。いつも悩んで考えました。
Q.イム・ジュンギョン(カン・ドンウォン)のそばで横になっているシーンと、一緒に逃げようと言ったシーンで、“イ・ユンヒ”が置かれた状況が明確に表れます。撮影時はどうでしたか?
ハン・ヒョジュ:一般的に体験することができる状況ではないので、没頭するのに大変でした。撮影前日、眠れないほどプレッシャーがありました。2日間にかけて撮影したのですが、最初の日より2日目がもっと入り込みました。シーンを撮り、イ・ユンヒにより一層同情を感じ、さらに近く感じられました。もっと深く理解することができました。何よりとても寒くて大変だったんです(笑)。でも、没頭してからは寒さも忘れて撮影しました。
Q.原作を見ましたか? 演じるのに参考にしましたか?
ハン・ヒョジュ:原作の情緒があまりにも良いですね。セリフを直接使ってはいませんが、雰囲気を参考にしました。感情の演技をする時に詰まったら、原作を見て「このように表現したんだな」って再確認しました。
Q.劇中のイ・ユンヒが見るイム・ジュンギョンはどんな人ですか? どんな部分に魅かれましたか?
ハン・ヒョジュ:イム・ジュンギョンは群れの中にいるけど、孤独な人です。ユンヒはそのような部分が自分と似ていると思ったと思います。
Q.イ・ユンヒはイム・ジュンギョンに一目惚れします。実際にはどうですか? 異性に一目惚れしたことがありますか?
ハン・ヒョジュ:一目惚れをしたことはないですね。徐々に染まっていく方です。私はそうではないけど、(他の人たちは)十分可能だと思います。一目惚れしてみたいな(笑)。
Q.作品を選ぶ基準は何ですか?
ハン・ヒョジュ:役より映画全体を見ます。観客に面白さを与えるのか、感動を与えるのか、メッセージを伝えるのかなど、どれか1つ良い点があれば選択します。特に第一印象が重要です。初めて見た時、この映画が観客にどのように見えるかを考えます。
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