「インタビュー」「人狼」カン・ドンウォン“アクションの代役が見つからず…すべて自分で演じている”

写真=ワーナー・ブラザース・コリア

 

Q.原作アニメ「人狼」の主人公“伏一貴”と今回の作品の“イム・ジュンギョン”はイメージが違います。さらに強化服を着て登場する時も、アニメーションと実写の違いでなく、雰囲気自体が明確に異なりました。キャラクターを描く時、原作を参考にしたのか、それとも差を出そうとしたのですか?

カン・ドンウォン:2012年に監督に誘われた時、原作を見ました。たぶん、以前大学生の時に見たような気もします。マンガは好んで読みますが、アニメはそんなにわざわざ見る方ではないんです。ひとまず原作の伏一貴はおじさんっぽかったです(笑)。

Q.先立ってキム・ジウン監督をインタビューした時、伏一貴がカン・ドンウォンでなく、キム監督に似ていると言ったのですが、なぜか失礼を犯した気分です。

カン・ドンウォン:(笑)とても参考にしようとしました。ストーリーラインも違うところが多いのに、キャラクターまで違ったら、原作のファンが嫌がりそうでした。また、人物が持っている葛藤はほとんど同じです。なので、最大限似させるように持っていこうとしました。監督はもう少しダイナミックな感情を望んだようでしたが、僕はもう少し冷たく行こうとしました。

Q.南山(ナムサン)ソウルタワーと続く場面で、身体を張ったアクションが印象的でした。イム・ジュンギョンという人物に感情移入して、やるせない気持ちになりました。

カン・ドンウォン:イム・ジュンギョンは人間兵器として育てられました。本来、特殊軍人のような職業をしていた人だったのではないでしょうか? 特技隊員として来て人を殺すことになって、良心の呵責を感じて揺れる人物だと思いました。アクションする時もそのような感じがあったのではないかと思います。

Q.40kgにもなる強化服を着たままでの演技は大変ではなかったですか?

カン・ドンウォン:例えば、ダンサーや音楽する人が身体を動かす時、演技しないことはないんです。なぜなら、そのような感情を持ってこそ、そのような動きが出てきます。いくら強化服の中にいても、そのような感情を持っていなければ、そのような動きが出てきません。ただ少し違った点は、強化服が若干の動きがあるので、そういうことを表現しようとしました。

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2018.09.17