誰もが一度は経験する思春期。誰かを好きになったり、少し背伸びをしてみたり、もう子どもじゃないと思いながらも、まだまだ大人になりきれない未熟な時期。そんな時に感じる真っ直ぐで純粋な想いや、周りに言えない複雑な感情を、歌とメロディで伝える赤頬思春期。
なかでも恋愛模様を描いた曲が非常に多い。「私は恋愛に関する曲を作ることが多いし、そういう曲が好きです。半分以上の曲が片思いではあるんですけどね(笑)でも、恋愛というのはぎこちない感情のせいでいつも難しくなってしまいますよね。まだ癒えない傷を負っている方や自分だけこんな世の中に生きていると感じている方たちの癒しになってくれればいいなと思います」と、誰かの気持ちにそっと寄り添い、共感できるような歌詞が赤頬思春期の魅力でもある。
今回のコンサートでは、いつもの赤頬思春期の雰囲気と違うカバー曲を用意。Camila Cabelloの「HAVANA」では「ジヨンちゃんのセクシーダンスが見れますよ!」とジユンの予告通り、曲の途中で照れながらダンスをするジヨンが何ともキュート。「ダンスは苦手ですけど、今日はうまくできた気がします(笑)」と、自分でも今日の出来を褒めた。
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