「今日の雰囲気、サイコー! 2日連続のライブは初めてでドキドキしています。今日は皆さんと、最高の夏の思い出を作りたいです」というリーダーのスンヒョプ。彼の「皆さん、準備はいいですか? Are You Ready?」という問いかけでスタートした「R U Ready?」からは疾走感あふれるロック曲が続き、スンヒョプのラップが際立つドラマティックな「ギガマッキョ -JP ver.-」まで、フンの攻めるギター、グァンジンの重いベース、ジェヒョンのタイトなリズムが作り出すグルーヴにファンも自然と手が上がり、リズムを刻む。前半で、すでにフロアも汗だくだ。
MCでは「FTISLAND先輩と、CNBLUE先輩たちが作ってくれた素晴らしいバンドの道を僕らが歩きながら、僕たちのスタイルで頑張っていきます」というフンの言葉をきいてスンヒョプが、「フェスンくんがホンギ先輩と一緒に歌った曲聴きたいです」とリクエスト。フェスンがFTISLANDのボーカル、イ・ホンギとコラボした「Still love you」をアカペラで歌い、驚異的なハイトーンを披露して喝采をあびる一幕も見られた。
そして、「韓国には、有名なダンス曲がたくさんあります。僕たちはバンド曲も好きだけど、K-POPのダンス曲も大好きだから、その中から12曲を選んで、マッシュアップ・メドレーを作ってみました」というフンの説明で始まったのは、「BTS/DNA」の口笛のフレーズを上手く取り込みながら、K-POPのヒット曲をバンド・アレンジした楽曲の数々。こういう斬新な試みができるのもバンドの強みだ。
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