連日猛暑続きだが、初日とあって15時からの1部には、300人ものMYgirl(MYNAMEのファン)が詰め掛け、会場はさらに熱気ムンムン。そんな中、アルバムのジャケット写真の衣装で登場した4人は、早速SHOCK EYEがMYNAMEのイメージを歌詞に乗せたというリード曲「Wiz」を披露。「Only you can do it! do it!」という歌詞のところでは、メンバーたちと一緒に手の振付を踊るファンもいて、オープニングから一体感に包まれた。
「こんにちは。MYNAMEです」とあいさつし、それぞれ自己紹介をしたメンバーたち。今回のアルバムについて、「聴いたらめちゃいいアルバムだと思います。3人(セヨン、ジュンQ、チェジン)の曲もあるし、ソロもあるし、いいアルバムです!(ジュンQ)」、「インスさんがいなくて、大変なところもいっぱいあったんですけど、ファンの皆さんに、4人でもできると思ってもらえるように頑張りました(チェジン)」と自信をのぞかせた。
そして、セヨンから「リーダーっぽく話して」と言われたコヌは落ち着いた声のトーンで、「今回のリリイベを夏が終わっても、みんなと思い出せるように、頑張りたいと思います。だから、応援よろしくお願いします」と笑顔を見せ、セヨンも「きょうから始まるリリイベだから、最後までいい曲を皆さんに届けながら、ステキな思い出を一緒に作りたいと思います」と意気込んだ。
さらに、セヨンが巧みにトークを回し、会場を盛り上げていく。次に披露する曲は、コヌが作詞作曲した収録曲「きせき」。「この曲はみんなのために作った曲です。辛くてもみんながいるから美しい。それは、自分にとって素晴らしいことだと思います。みんながいることが奇跡だと思って作った曲です」というコヌの説明の後、ジュンQがセヨンから指名されて曲フリをすることに。
ジュンQが「僕の最近の奇跡は目の前にいる皆さんです。聞いてください」と言うと、「ちょっと待って!」とセヨン。間の取り方が悪いとダメ出しが始まり、ジュンQが「それはセヨンのスタイルで、僕のスタイルがあるんですよ!」と反論しながら、わちゃわちゃしていると、急にカットインしてきたコヌが「あのさ、“『きせき』です”じゃなく、“今回のアルバム『KISEKI』からの『きせき』です”は?」と言うと、3人が「それいいね~」と丸く収まり、ジュンQが改めて、曲フリをカッコよくキメ、「きせき」を熱唱した4人。曲中、アイコンタクトをしながら、ハーモニーを奏でるなど、見事な歌唱力も見せた。
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