アイドル戦国時代を迎えている昨今、“悪夢コンセプト”というユニークな設定とロック調の独自のサウンドで異彩を放っている7人組ガールズグループ、DREAMCATCHER。2017年1月のデビューにも関わらず、日本だけではなく南米や欧州を含んだワールドツアーを開催し話題を集めた。そんな彼女たちが早くも2度目となるワールドツアー「WELCOME TO THE DREAM WORLD」を引っ提げファンの前に帰ってきた。
7月14日(土)、東京・マイナビBLITZ赤坂にて行われた東京公演には、猛暑にも関わらず大勢のファンが並んだ。ミステリアスなビジュアル映像が終わり、「YOU AND I」のイントロと共にメンバーが登場すると会場の雰囲気が一変し、パワフルな声援とレッドライトに包まれたステージで歌い踊るメンバーたち。キラキラのアイメイクとミニスカート姿は、一見身近にいそうな女の子のような雰囲気だが、同時に“可愛いのにダーク”“掴めない儚さ”のようなものも混在し不思議な存在感を放つ。曲が終わると各メンバーの自己紹介。スアは「皆さんからたくさんのエネルギーをもらいたいです。最後までそのエネルギーでいてくださいね」と呼びかけ、ハンドンは「日本には久しぶりに来ましたが、知っているファンの方がここにはたくさんいますね」とにっこり。
シヨンは「短い時間ですが、最後まで一緒に楽しみましょう」と日本語で伝え、ジユは「今日はこの会場にお花を持ってきました~」と後ろを向いてから「じゃーん!ジユ花でーす!」と両手で顔を挟んで振り返るとファンからは「可愛い~」と歓声があがり会場を盛り上げた。
「今日は二部公演なので同じ曲を歌うのですが、歌うたびに新鮮な気持ちになれます」とユヒョン、「今日の公演待ってた?長く待たせちゃってごめんね」とたどたどしい日本語でキュートに話すガヒョン。ファンの応援ボードが逆になっていることを鋭く指摘しつつ「可愛い~」と話すダミなど、短いコメントでもメンバーのキャラクターが滲み出ていた。
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