兵役期間は24カ月が多い
気になるのは、勤務がどのくらいの期間に及ぶのか、ということ。
わかりやすく言えば、現役兵よりは数カ月長くなるのが普通だ。
たとえば、陸軍の場合は兵役期間が21カ月だが、社会服務要員になると24カ月というのが一番多い。
要するに、現役兵より3カ月ほど兵役期間が長いということになる。
給料に関しては、現役兵とまったく同じ金額が支給されることになっており、月に3万円くらいというのが2018年の基準になっている。このほかに、食費や交通費などが支給されている。
いまの韓国では、芸能人が社会服務要員になるというと、批判的な声が寄せられることがある。
やはり、現役兵として行くよりは、「楽な兵役をこなしている」と思われてしまいがちなのだ。
ただし、社会服務要員も立派な兵役であり、それを務め上げることで大きな責任を果たしている。
文=康 熙奉(カン ヒボン)
コラム提供:ロコレ
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