防弾少年団の成功、パン・シヒョクの「秘法」が再び注目される

写真提供=Big Hitエンターテインメント

 

パン・シヒョク代表は、「明見万里」で防弾少年団が全世界で人気を集める理由が、「SNSでの疎通」だけではないと述べた。彼の言葉のごとく防弾少年団に対する熱気にSNSが一躍買ったことは事実だが、それが全てではない。パン代表が一番重要だと思った「コンテンツ」が通じた結果だ。

2013年にデビューした防弾少年団は、デビューアルバム「2 COOL 4 SKOOL」で10代の心を代弁した。パン代表は、「防弾少年団が輝くスターである以上にファンと緊密なコミュニケーションをして善なる影響力をやり取りするミュージシャンになってほしいと思いました。メンバーたちに内面の声を聞かせる音楽を作るように注文しました」と明らかにした。当時メンバーの半分が学生だったため、自然に「学校」に関する話題がアルバムに盛りこまれた。防弾少年団は、「流行おくれの学校コンセプト」だという一部の指摘にも屈せず彼らの道を歩いて行った。

その後も防弾少年団は、アルバムを出すたびに彼らの声を表現した。10代の彷徨に続き、青春の葛藤と成長を歌い、これからは愛に関する深いストーリーを語っていくところだ。現在を生きている防弾少年団の悩みは誰でも経験しそうなことなので共感を得た。

パン・シヒョク代表はこれに対して、「完成度」を加えた。彼は「アイドルは外見と公演、ミュージックビデオ、完成度の高い音楽などすべてを備えなければならないと思います。素敵なダンスと歌を見せる歌手、立派な音楽をする歌手は多いですが、持続して見せる歌手はいません」と強調した。単発的ではなくコンテンツの質をずっと維持したおかげで防弾少年団は「信じて聴く(見る)」歌手に成長した。

 

10asia+Star JAPAN

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2018.05.30