また表情を切り替えて、「Just a while」「Clap your hands」と2曲続けて披露。クールなパフォーマンスでファンを魅了した。ダンスパートでは客席から大きな叫び声があがるほど大人っぽい仕草や表情を見せる。
ここでSamuel(サムエル)は一旦退場。スクリーンには日本でのプロモーション活動密着映像が流れた。
日本デビューに向けた写真撮影の様子や、「日本語での会話がもっと上手くできるようになりたい」と話すインタビューなどが公開された。会場のファンに向けたビデオメッセージでは、日本のGARNET(サムエルのファンの呼び名)への感謝の言葉が語られ「家族のように感じています」と優しい笑顔で結んだ。
ファンに名前を呼ばれて再登場したSamuel(サムエル)が姿を現したのは、何とステージではなく客席後方。突然のサプライズにファンは大興奮。ファンとハイタッチをしながらステージまでやってきたSamuel(サムエル)も「ステージの上では照明が当たったり、暗くなったりして客席がよく見えなかったんですが、客席の中を歩いてみると本当にたくさんの人が来てくれていてすごく驚きました」とうれしそうに感想を伝えた。
続いては、Samuel(サムエル)の歌とダンス、そして演技の実力を会場のファンみんなで見極めようというコーナー。まず、歌とダンスについての課題は、日本ではよく知られたJ-POPのダンス曲の映像と音楽をサムエルだけが見て聴いて、即興でそれを再現し、ファンが何の曲かを当てるというもの。日本では誰もが知っている国民的ヒット曲3曲を、Samuel(サムエル)は初見で振付のポイントをおさえ、特徴的なメロディーも掴み、見事全て正解に導いてみせた。
演技の課題では、様々なシチュエーションに合わせて、たった一言「あ」という言葉を発するという難題に、「ドラマにも挑戦してみたい」と俳優活動にも意欲的な姿勢を見せるサムエルがチャレンジ。 “なるほど、そういうことだったのか、という時の「あ」”“チャック空いてるよ、と女子に指摘された時の「あ」”“ふと夜空を見上げきれいな星空に気づいた時の「あ」”という3つのお題に対し、「こういうテーマで演技を披露するのは初めて」と少しの戸惑いを見せながらも、自分なりに状況設定を考えて自然体の即興演技を披露したSamuel(サムエル)に、ファンは大きな拍手と歓声を贈り、課題はオールクリアと相成った。
「大阪から東京まで2回のショーケースをやりましたが、とても良い経験になりました。みんなと一緒に遊べる楽しい空間を作ってみたかったんですが、実際にやってみたら本当に楽しかったです。今後また早く日本に帰ってきたいと思っていますので、それまで皆さんちょっと待っていてくださいね。5月30日には僕のリパッケージアルバムがリリースされるので、たくさんの関心と応援よろしくお願いします」とこの日のショーケースの感想を語り、たくさんの投げキッスをファンへ贈ると、いよいよステージはクライマックスへ。
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