俳優チャン・グンソク主演ドラマ「スイッチ」、ありきたりでない3つの魅力

 

(3) 「人物」ではなく「どのように」がポイント

「スイッチ」は、「誰」ではなく「どのように」という部分にポイントをおいた新しいミステリー技法と、意外性のある詐欺で熱い反応を得ている。サ・ドチャンの父がなぜ義手をしてポンヨンガムになったのか、サ・ドチャンが追っていた「ヒグマ」の正体、麻薬を密輸して裏金を作っていた麻薬組織の背後は政治家であるなど、劇中盤以前から 徐々に人物の関係が明らかになり、「どのように」という部分を強調している。

また、サ・ドチャンがなぜ検事になれず詐欺師として安住しようとしているかという理由も説得力があった。今後サ・ドチャンが、どのように悪の勢力に詐欺をかけるのか、どのようにヒグマに復讐するのか、サ・ドチャンとペク・ジュンス、オ・ハラの協力関係はどのように進行されるのかという成り行きが注目されている。

製作サイドは、「善良なキャラクターがいつも悪人に不当なあつかいをされるという現実にジレンマを感じていた視聴者が、詐欺という独特な素材を通じて悪人をやりこめるサ・ドチャン一行に代理満足を感じている」として、「苦しい現実と息苦しい展開が続いていたこれまでのドラマに飽きていた視聴者に、今後も愉快で痛快な逆転を続ける『スイッチ』に多くの関心をお願いする」と伝えた。

一方、SBS水木ドラマ「スイッチ」の17話と18話は、25日(今日)午後10時に韓国で放送される。

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2018.04.25