「久しぶりに僕の音楽をお聞かせできるということ自体、僕にとってはとても大きな事です。プレッシャーもあるけど、気分がとてもよいです。この嬉しい気持ちをずっと感じていようと思っています」
2ndミニアルバム「別れる時」を発売し、“自分の音楽”だと話すウヨンの表情には満足さとときめきがよぎった。一理ある自信感だった。ウヨンは「別れる時」に収録されたすべての曲の作詞、作曲に参加した。全7曲の内、完全に彼が作詞した曲だけでも5曲だ。昨年日本で発売したミニアルバムでオリコンチャートのトップに立ち、ソロツアーを11回も行ったウヨンの力量が多彩なジャンルの中で輝く。彼に訪れたという思春期にも様々な試練にも、結局堂々とやり遂げたシンガーソングライターウヨンに出会った。
Q. タイトル曲「ぴたり」はどのように作られましたか?
ウヨン:元々別れた後に、一人で泣くという内容でした。でも(パク)ジニョンさんが聞くポイントを指摘してくれながら、歌詞を修正してみるように言われたので今のバージョンにアップデートされました。新しい恋が生まれて別れようとする女性を見ている男性が嘘の涙はたくさんだと、自分も泣きたいのに、その偽の涙のせいで泣けないという内容です。
Q. 「別れる時」は2012年に発売された1stミニアルバム「23, Male, Single」とは雰囲気が格別に違います。今までどんな変化がありましたか?
ウヨン:ジニョンさんが言ってくれた言葉があります。自分がしたい事をするのは可能だけれど、それが果たして誰かのためのものなのか、考えてみる必要があると。僕も自分がダンスをしたくて踊ったからと言って、人々が皆楽しんでくれる訳じゃないということを、人々から愛される音楽を作りたいという自分に気づきました。だからパフォーマンス優先の音楽からたくさんの変化が生じたと思います。
Q. タイトル曲「ぴたり」でパフォーマンスはされていないのですか?
ウヨン:僕が作った振り付けがありますが、いたずらする動作なのでパフォーマンスというには不足です。ステージの上ではギタリストと僕だけ上がって、シンプルにパフォーマンスなしで歌をお見せする予定です。
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