また、総勢10名によるバンドをバックにしたライブの中盤では、派手な演出と照明、アレンジから一転し、シンプルなアコギの弾き語りで「嘘嘘嘘」やドラマ『恋のスケッチ〜応答せよ1988〜』の主題歌「心配しないで君を」を情感豊かに歌いあげ、オリジナルのピアノによる弾き語りで代表曲「よかった」を披露。「心の中にある闇、憂鬱やダークなところを書いた」という「何が見える」「病気」を含め、恋愛における喜怒哀楽を表現した構成となっており、ドラマチックでエモーショナルなバラードはもちろん、エレクトロファンクやラウドロックまで幅広いジャンルを軽々と歌いこなし、2日間で12,000人の観客を魅了した。
アンコールでは、リリースしたばかりの新曲「羅針盤」を静かに訥々と歌い、「仕事や生活が辛かった時に誰のことを思い浮かべるのか——。恋人、家族、仲間……。僕にとっては、ライブ会場に足を運んでくれた皆さんが、僕の羅針盤になってくれています。音楽をやっていて疲れたときや、どんな曲を書いていいか迷ったとき、みなさんが僕の力になります。是非、次のライブでお会いできればいいなと思います」と観客に語りかけた。最後は、紙吹雪が舞う中でパニック時代のヒット曲「左利き」でフロアを盛り上げ、「君と」を観客全員で合唱。巨大なLEDスクリーンに映し出された光のドアが開き、計22曲で2時間のステージは閉めくくられた。
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