Q. ほぼすべてのシーンにエルビスが登場するので、体力管理も必須条件でしょう。
ヨンセン:確かに、20代の時の体力と違います(笑)。さらに、エルビスがかかとの高い靴を履いて踊ったり、階段を駆け上がる時に、腰や膝も痛いです。だから時間があれば、病院に行ったり針もうっています。
Q. プレスコールの時に、エルビスを演じることで性格も明るくなったようだとおっしゃったのが印象的でした。
ヨンセン:エルビスの服を着てステージに立てば、突然別人になります。退場すればすぐに僕に戻ります。確実に違うと思います。
Q. 最も愛着があるシーンはありますか?
ヨンセン:「Burning Love」を歌うときが、エルビスが最も深刻な瞬間です。正直なところ、それは実際の僕の性格とも似ています。他の俳優たちのソロ曲も好きですが、特に劇中でデニス(パク・ハングン、キム・ジフィ)が歌うバラード曲が気に入っています。
Q. 同じ時期にデビューした歌手たちが演技にチャレンジしたとき、ひとり歌手活動に専念した理由はありますか?
ヨンセン:演技をするつもりは全くありませんでした。無条件、歌を歌いながら歌手として活動したかったです。考えが変わったのは「三銃士」をしてからです。演技の楽しさを感じて続けたいと思いました。さらに、ミュージカルは歌と同じなので長所を生かしながら演技もできると思えてもっと良かったです。ミュージカルを機会に、今後はドラマや映画もできるかもしれません。まずは、ほんものの歌手になりたいという思いが強いです。皆が共感できる歌を歌う人になりたいです。
Q. 演技のどういう面が好きですか?
ヨンセン:その時は初めてで、セリフを憶えるのに苦労しました。感情移入までするゆとりがありませんでした。だからユ・ジュンサン、シン・ソンウ先輩がいつもリードしてくれました。「ホンネじゃないだろう」「本当にこんな状況になったと考えてみなさい」と、もう一度してみるように勧めてくれました。少しずつ実感してきました。回を重ねるごとに本当に自分の同僚のように感じ、コンスタンスも愛する恋人のように見えました。最後の公演の日には涙が止まりませんでした。シン・ソンウさんが、「ついにダルタニャンになったな」と言ってくれました(笑)。「演技とは、こういうものなんだ」という気がして続けたいと思いました。
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