「個別インタビュー」ソン・シギョン、日本企画アルバム「DRAMA」で全曲日本語歌唱! 「お土産を渡す前の彼氏の気分。早く聴かせたいです」

 

Q. 韓国語バージョンと日本語バージョンを聴き比べてみるのも、面白いかもしれないですね。
演奏は同じで、歌だけを違う言葉にして入れているから面白いですよね。ま、でも原曲を超えるカヴァーはないと思っているので、原曲のほうがいいんじゃないかと(笑)。だから、新しい曲だと思ってもらえればいいですね。どちらにしても、これから僕のことを知る人たちには、新しい曲じゃないですか。その人たちが聴いても、いい曲だと思えるように頑張りました。

Q. 今回のアルバムを引っさげて、12月21日の東京公演を皮切りに、愛知、福岡、大阪を回る全国ツアーを開催されますが、どんなツアーにしたいですか?
これまでやってきたコンサートやファンミーティングとは違う感じにしていきたいと思います。バンドの皆さんも全員日本人で、通訳もなしで、1人でいきたいと思います。通訳がいると、もっと細かい説明ができるからいいんですけど、長くなるし。1人でやると、時間的にもっと話せますよね。それに、日本では新人の歌手ですから。失敗しても、下手でもいいから、1人で頑張ることが大事じゃないかなと思って。まだ準備できる時間もありますし、頑張って1人でやってみようと思います。

Q. 2017年を振り返ると、どんな1年でしたか?
忙しかったですね。でも、その忙しさがとてもうれしいです。韓国での活動と並行して、日本でも頑張ることになり、ことしは韓国での年末コンサートがなくなって、韓国のファンはガッカリしていたので、日本での活動は歌手としての新しい挑戦だから応援してほしい、と説明し、韓国ではシングルとソユさんとのデュエット曲を出したんですが、これからも合間を縫って曲を作り、来年も新しい曲を出しながら、韓国と日本で活動していきたいなと。たぶん、日本での活動がなかったら、韓国でちょっと怠けていたかもしれないですから、そういうやる気は、自分にとっていいことだと思います。疲れますけど、いい疲れですね。

Q. 多忙な活動をされていますが、お仕事は好きですか?
最近はそうです。テレビ番組をやりすぎて、それもいいんですけど、何か物足りない…。歌手として音楽の活動をすればいいんですけど、何を歌えばいいのか、デビューして何十年ともなると、そういう悩みがありますよ。同じジャンル、同じスタイルの音楽はあまり繰り返したくないし、かといって、無理やりロックとかを歌うのも違うし。でも、今回日本の活動のおかげで、韓国でもシングルを出せたし、これから1曲1曲ずつでもいいから、やってみようかなと思っています。

Q. では最後、ファンにメッセージをお願いします。
これまで待っていてくれたファンの方もいますし、これから僕のファンになってくれる方もいると思いますけど、何よりも、このアルバムは長い間、何の活動もしてあげられなかった僕を信じて、韓国語も勉強しながら待っていてくれたファンの皆さんへの恩返しになるアルバムだと思います。アルバムを出す歌手はみんなそうだと思いますけど、頑張って作ったから、できるだけたくさんの方に聴いてほしいし、僕がどんな魅力を持っている人なのか、ちゃんと見せたいという気持ちは間違いないです。本当に早く聴かせたいです。

韓国ではキャリアがあるけれども、日本ではこれからが本格的な始まりだとし、自分を「古い新人です」と称し、笑っていたが、高いプロ意識を持ち、今回のアルバムについて、何度も「早く聴かせたい」と自信をのぞかせていたソン・シギョン。挑戦だったという今回のアルバムで、どのような歌声を響かせているのか、とても楽しみだ。

取材:Korepo(KOREAREPORT INC)

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2017.11.27