川面に映える紅葉
『冬のソナタ』の画面では、真冬で木々の葉はすっかり落ちていたが、秋は見事なくらいに色づいている。
そのまぶしいほどの黄色や朱色を目に焼き付けながら島を回っていく。
紅葉に燃える南怡島を歩いていて気づくのは、とにかくこの島には並木道が多いということである。
歩いていて、これほど絵になる並木道が多い場所も他では思いつかないほどだ。
また、中州だけに、どこにいても美しい川の流れを眺めることができる。しかも、その川の風景が光の具合によって様々な美しさを見せている。
キラキラ……。川面に映える紅葉もすばらしい。
そうした美しい光景をたっぷり見ながら秋の韓国の旅を満喫できるのは、まさに最高の気分であった。
文=康 熙奉(カン ヒボン)
コラム提供:ロコレ
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