「速報舞台挨拶レポ」イ・ビョンホン、映画「MASTER/マスター」舞台あいさつジャック!「本当にこんなことがあったのかなと思いながら見てほしい」とアピール

 ここからは本作についてのインタビュー。今回の悪役を演じる上で難しかった点についてイ・ビョンホンは「どんな役であっても、自分が演じる役に説得されれば演じられるのではないかと思っているし、今までもそうしてきました。今回の人物は、実際の事件であり、実在する人物であるにも関わらず、この人物の言動全てが理解するのが難しく、“説得される”のが大変で、役作りが大変なキャラクターでした」と明かした。


また気に入っているシーンについて聞かれると、イ・ビョンホンは「冒頭で、数万人の会員の前で彼らから金を搾取するために、純粋な羊の仮面を被ったように話をするシーンがあります。観客にも、この会員たちはバカではないから、みんなこの人に投資したんだなと思ってもらえるよう、リアリティーがあるように演じました。このシーンは監督やスタッフとみんなで本当に精魂込めて作りました」とし、「また好きなシーンと言えば…私が演じたチン会長は権力者と手を組んで内通しながら悪を重ねて大きな秘密を握る人物なので、権力者にお願いをするところがあります。ハン局長の前に金を出して、記者に何か言われたらうまいことを言って乗り切ってほしいと切願するシーンが気に入っています」と語った。

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2017.09.04