「取材レポ」大国男児、入隊前5人での最後の日本公演が終幕!ファンと涙で再会を約束「少しだけ待ってて。次また5人で来たときはたくさん笑って遊ぼうね」

ファンの切実な「アンコール!」の声を受け、再び登場したメンバーたちはヒョンミンが作ったナンバー「U Ready」で楽しさを爆発させ、インジュンが声を枯らして叫んだ『俺の味方でみんながいるから』で会場は最高潮に。その後未来への希望に満ちた、友情をテーマにした「Friends」を歌い終えると、一人ずつファンに伝えたい思いを涙ながらにじっくりと語り始めた。

ヒョンミンは「20人ぐらいいた練習生の中から、最後まで残った5人が大国男児としてデビューして、大きな夢を持って日本に来ました。最初は何も分からないし、僕らも若かったから、機嫌が悪いとそれを舞台上で出してしまって、本当に申し訳なかったです。昔は正直、Zeppでコンサートをしても、小さい舞台って感じがあったね。いまは皆さんへの感謝、歌いたい気持ちが強くて、舞台とかいらないから、ただ立って皆さんの前で歌いたいって思えるけど、そのときは分からなかったんです。『Magic』の歌詞みたいに、遠回りしてもいいから、強い思いとか情熱を持っていたら、夢はいつか叶うと100%思っているので、待っていてほしいです。2年間軍隊に行きますが、行ってきてからの姿を期待するし、軍隊に行っても、日本語の勉強や作詞作曲を続けるし、メンバーとも会って話したり、ご飯を食べたりすると思います。だから、ちょっと遊びに行ってきます。いままでありがとうございました!」。会場にすすり泣く声が響き始める。

ジェイはしばらく思いを巡らせた後、静かなトーンで語り始めた。「10代でメンバーと出会って、10年間ずっと一緒に暮らしてきたんですけど、宿舎から出て、みんな離れ離れになったとしても、心はつながっている。何をしていても信用しているし、本当に大好きすぎるメンバーなんです。この時代に生まれてきてくれてありがとうって伝えたい。皆さんもそうだし、本当に愛おしい。誰よりも輝いていると思います。10年って実感がわかないです。最後って気持ちが全くしなかったんですけど、前回の5月の公演を終えて韓国に戻ってから、けっこうつらくて…。兄弟よりも長い時間を過ごしてきたわけだから。僕はみんなを信じています。何があっても、できるって思っているし、僕らの曲みたいに、皆さんからもらったパワーがあれば、めちゃくちゃ高い壁が来たとしても、絶対乗り越えられると思っているから。皆さん、大好きです。ありがとうございます」

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2017.08.03