「インタビュー」“デビュー6周年”B1A4「僕たちの音楽には、その時期のB1A4の情緒が滲み出る」

 

Q. 国籍も人種も言語も異なるファンが、B1A4を好きになる理由は何だろう?

ジニョン:僕たちもそれが気になる。韓国では僕たちの親しげなイメージを好んでくれている。一方、海外ではそんなにしょっちゅう行けないのに好きになってくれるのを見ると、また違うポイントがあるんだろうか?

バロ:だから僕が尋ねた(笑) アメリカに住んでいる知人に聞いたところ、多くのK-POPアーティストの中でも、B1A4が団結した時に見せるエネルギーが好きな方がいるんだと言っていた。

Q. K-POPアーティストといえば、キレキレの群舞を思い浮かべる。一方、B1A4のステージは、感性的で自由だ。

シヌゥ:それは工夫だ。

ジニョン:(真剣な目で) だけど本当にキレキレの群舞を踊れと言われればできる。

サンドゥル:ただあまりにも鋭すぎて、見る方が切れちゃうんじゃないかと思ってやらないだけ(一同笑)

シヌゥ:僕たちは、皆で一緒に楽しむ音楽を好み、そのような曲を作る。パフォーマンスにもそれにふさわしく出てくるんだと思う。

Q. B1A4が進出してみたい国は?

バロ:海外公演をするたびにファンが、もっと多くの国に隠れファンがいるって言うんだ。韓国活動を頑張りながら、海外での活動も度々やらなきゃなと思っている。

ジニョン:英国で公演をしてみたい。経由しただけで空港しか行ったことがない(笑)

バロ:アフリカも行ってみたい。動物たちが走り回る草原で公演をしてみたい。

ゴンチャン:ライオンに噛まれたらどうするの?

バロ:(聞こえないふり) 広い自然と屋外で…。

ジニョン:Bluetoothのスピーカーで音楽流したらいいかも。

サンドゥル:空港で買って行こう。

Q. アルバムごとに全部自分たちで手掛けている。3rdフルアルバム「Good Timing」は、ジニョンがプロデュースし、シヌゥの自作曲を多数収録した。

ジニョン:みんな音楽がとても好きで(プロデューサーとしての) 可能性はある。

サンドゥル:だけどジニョン兄さんを隣で見ていたら、プロデューサーは出来なさそう。寝られないし、アレンジしてミックスしてマスタリングして…。

バロ:特にアルバムを作業する時(ジニョンが) とても気の毒だった。兄さんはバラエティ、ドラマにも出演してアルバムまで準備する姿を見ると、僕だったらどうやりこなしていたか想像もつかない。

Q. 2016年は本当に「ジニョンの年」だった。休む暇もなく活動した。Mnet「プロデュース101」「音楽の神2」、KBS 2TV「雲が描いた月明かり」、B1A4のアルバムまで。

ジニョン:それでも楽しかった。もし、他の作曲家が書いた曲をもらってプロデュースしただけだったらまた違ったはずなのに、「Good Timing」は、メンバーが一緒に考えて作った曲を作業し、また久しぶりにファンに見せてあげるんだという思いで、楽しくできた。曲をしっかり整え、メンバーやファンに早く聴かせたかった。ミキシングやマスタリングをする時も、メンバーたちの反応が良かったら気分は最高だし、達成感がある(笑)

シヌゥ:プロデューサーとしてのジニョンがそんなスタイルだ。一緒にアイディアを共有しながらアルバムを作っていく。

(3ページに続く)

2017.06.29