ソ・ジソブが最新作「ある会社員」の大ヒット記念の来日舞台挨拶!

 

6月1日から公開中のソ・ジゾブ最新主演映画「ある会社員」。その大ヒットを記念して、6月14日、有楽町の丸の内ピカデリー1で大ヒット御礼舞台挨拶が行われた。

 

映画「ある会社員」でソ・ジソブが演じるのは貿易会社に勤める会社員チ・ヒョンド。実はその会社は殺人専門組織であり、彼は会社員を装ったヒットマンなのである。しかし、ある日、かつて憧れていた女性に出会い平凡な幸せを望むようになるが、同僚たちの標的になってしまうというストーリーで、ソ・ジソブの繊細な演技とアクションで韓国でも話題になった作品である。

 

映画上映前に行われた舞台挨拶に、ソ・ジソブがファッショニスタらしいスーツ姿で颯爽と現れると客席からは「オッパ~!モシッタ(かっこいい)!」と悲鳴にも似た歓声が沸き起こった。

韓国で8月にスタートする新作主演ドラマ「主君の太陽」の撮影準備の合間をぬって、舞台挨拶に駆け付けたソ・ジソブは笑顔で「こんばんは。お会いできて嬉しいです。ソ・ジゾブです」とファンに挨拶した。

 

Q.映画の見どころは? ジソブ:「とにかく最初から最後まで集中して観ていただきたいです。この映画にはアクションもあり、ラブロマンスもあり、そしてメッセージも込められているので、とにかく楽しくご覧いただければと思います」。

 

Q.映画の中で激しいアクションを披露していますが、それも見どころのひとつですよね? ジゾブ:「はい、見応えあると思います。たぶん…」と照れ笑いしながらも、「この映画のために、2か月ほどアクションの練習をしました。ですので、映画では新しいアクションをご覧いただけるのではないかと思います」と自信を垣間見せた。

Q.ベテラン俳優のイ・ミヨンさん、クァク・ドウォンさん、K-POPアイドルZE:Aのキム・ドンジュンさんとの共演はどうでしたか? ジソブ:「イ・ミヨン先輩は演技生活も長く本当にカリスマのある方で、役者として学ぶ点が非常に多かったです。クァク・ドウォン先輩は本当にエネルギッシュで、ハッピーウィルスが溢れている方なので、現場でのムードメーカーの役割をしてくださいました。ドンジュンくんは歌手なのですが、演技に対して真摯に臨んでいて、本当に演技が好きなんだということがわかりました。情熱をもって演技に臨んでいたので、今でも俳優として彼のことを可愛がっています」。

 

 

Q.ジソブさんは、後輩と先輩と、どちらと仲良くするのが得意なタイプですか? ジゾブ:「僕は両方とも得意ではありません(笑)」。

Q.でも、ドンジュンさんとは今でも仲良くしているんですよね? ジソブ:「ドンジュンくんとは今も親しくつきあっていますが、今まで僕より年下の弟分があまりいなかったので、先輩と一緒にいる方が楽なんです。でも、最近は後輩も一人二人とできはじめました」。

 

Q.ドンジュンさんは歌手でソ・ジソブさん自身も歌手をされているということで(客席からクスクス笑いと拍手が)、情報交換をされたりしますか? ジゾブ:「(笑いながら)歌手としての情報交換はしていませんが、俳優としての情報交換はしています。先日、ドンジュンくんのドラマ撮影が始まったのですが、電話がかかってきてアドバイスを求められました」。

 

Q.作品中、ソ・ジソブ演じる主人公が10代の時に憧れていた歌手をイ・ミヨンさんが演じましたが、劇中と同様に10代の頃に憧れていた歌手は? ジゾブ:「韓国に“DEUX(デュース)”というヒップホップグループがいたのですが、その影響で僕もヒップホップが好きになって、彼らのおかげで今僕はこの場にいられるんだと思います」。

 

Q.そこから芸能人への憧れを持つようになったということでしょうか? ジソブ:「そういうわけではなく、とにかく“DEUX”が大好きで、その当時彼らの後ろで一緒に写真を撮るモデルを探していて、それに僕が応募をして合格して、それから役者としての道を歩み始めたんです」。

 

Q.映画の中では女性歌手に憧れていますが、そんな経験はなかったわけですか? ジソブ:「あぁ…女性歌手?女性歌手…(と思いつかない様子で)、今、思い浮かぶ方がいません。でも、間違いなくいたと思います」。

 

Q.でも思い浮かばないということは、その程度だったということで(笑)ファンとしてはホッとしますね。 さて、映画の中では会社員ということでスーツを着て、部長と呼ばれているソ・ジソブさんがとても新鮮でしたが、どのような感じでしたか? ジソブ:「とにかくネクタイをしているのがつらかったです。少しはサラリーマンの悲しみというものが感じられたと思います。とても息苦しかったです」と撮影当時の心境を告白し、「映画を見たら、みなさんも僕と同じような気持ちを感じることができる、共感できるところがあると思います」と語った。

 

Q.今日もネクタイをしていますが大丈夫ですか?(客席からは笑いが) ジソブ:「(笑いながら)少しの時間なので大丈夫です」。

 

Q.ファッショニスタとしても知られるジソブさんの普段のファッションは? ジソブ:「日頃はリラックスできるラクなファッションが多いです。真夏には半ズボン

2013.06.19