来年2月には韓国の平昌(ピョンチャン)で冬季オリンピックが開催される。男子フィギュアスケート、女子スピードスケート、男女のジャンプなど、日本の有望種目が目白押しで、メダルラッシュになりそうだ。
日本でも、今年の後半から平昌オリンピックの報道が飛躍的に増えるだろう。それにともなって、韓国に興味を持つ人が急増すると思われる。必然的に、新大久保にも多くの人たちがやってくる。
幸いに、韓流の中身も充実している。
K-POPでは防弾少年団のような新しいスターが誕生して、ファンを増やしている。また、兵役問題で活動の休止を余儀なくされるグループがある一方で、東方神起のように兵役を終えて復帰するビッグネームもある。
ドラマに目を転じると、今年は韓国で時代劇の出来がいい。その波及効果で、日本でも韓国時代劇が大いに脚光を浴びることになりそうだ。
さらには、新しく登場した文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、日韓関係の改善に意欲を見せている。
平昌オリンピック、K-POPのニュースター、面白い時代劇、新しい大統領……今後の韓流に追い風となる動きに大いに期待したい。
文=康 熙奉(カン ヒボン)
コラム提供:ロコレ
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