サンミンは「笑顔がいいから」と柴犬、セヨンはシマウマ、タクヤは「背が高いから」とキリン、ヨンソクは「まゆげが似ているから」とライオンと、「まだ身長が伸びているから」とキリンの2つを挙げ、キャスパーは「昔はゴリラだったけど、いまは見た目は強く、心は優しいから」とゾウ、シンは「スマートだから」とイルカと答えるなど、ユニークな自己紹介で会場を一気に楽しい雰囲気にした。
「韓国ではセクシーなアイドルだと言われていますが、なぜセクシーなグループになったのか、この2つの曲がきっかけになりました(シン)」と「Mr.Secret」と「Amazing-Bad Lady-」を披露したメンバーたち。特に、腰を揺らすセクシーなダンスが印象的な「Amazing-Bad Lady-」では、ファンの黄色い悲鳴が。この曲からメンバーに加わったセヨンは「もっとすごいのをやりたかった(笑)」と余裕を見せる一幕も。
続いて、「懐かしい曲」として、座禅のように座ったまま行うパフォーマンスが目を引くデビュー曲「La-Di Da-Di」を皮切りに、「For This Love」ではパワフルなダンスを、「Sky High」ではアクロバットを披露しながら、フレッシュでキュートな魅力をアピールした。
2012年にShibuya O-EASTで行った日本初のショーケースを振り返り、当時はメンバーたちが日本語で話すことができず、唯一の日本人メンバー、タクヤが「僕が頑張らなきゃっていう思いはありましたね」と打ち明けると、「俺より大人っぽいなと思った。一人でよく頑張ってくれた」とシン。すかさず、タクヤが「一人じゃないよ。だって、みんないるじゃん!」とグループ愛を炸裂させ、感動に包まれたのも束の間、タクヤが「Sky High」でアクロバットをしたとき、ズボンのボタンが飛んでしまったそうで、「ズボンのジッパーがどんどん下りていって、それまずいから、とっさに(ジャケットの)ボタンをしめてさ(笑)」と明かし、会場は大爆笑。すると、セヨンが「見つけた!」とそのボタンをステージ上で発見し、笑いの連鎖が起きた。
そんな雰囲気を次の曲ではガラリと変え、「タクヤのボタンが飛んだのも奇跡だし、日本のショーケースで皆さんに出会ったことも本当に奇跡だと思います」というシンの曲紹介で、メンバーが作詞をしたファンへのメッセージソング「MIRACLE」をしっとり歌い上げた。さらに、バラードナンバーの「そばにいて」と「New Days」では、彼らの想いを乗せた歌声が、会場に響き渡り、ファンもうっとり聴き入った。(3ページにつづく)