その場で次のステージのための衣装に着替えると、「ばんばんジャンプして、思いっきり手を振って楽しんでください!」と2曲目の「Luvholic」へ。ステージの左右の端まで動き回り客席を煽りながら、そのままセンターステージへと移動して「Kiss B」とアップテンポなナンバーをたたみかける。
「僕のライブはね、台本がないんですよ。会場の雰囲気に乗って、感じたままに話してるんです」と自身が言うだけに、ジェジュンはMCで本当によくしゃべる!友達から教えてもらったという日本のギャグを披露したり、ファンからかかる声に応えたりと、とても気さくなファニーガイな一面も持っている。「日本語の勉強をしていた時に見た日本のドラマでこういうセリフがありました。『人と人とは心のキャッチボールが大事』。キャッチボールしよ」と客席とのコミュニケーションを積極的に楽しむアーティストなのだ。
「ちょっとかっこつけた曲です」と始めた「Rotten Love」ではまた雰囲気を変えて切なげなシャウトを響かせる。本人曰く「王子様みたいな」ゴールドのロングジャケットに衣装をチェンジして歌いあげるのは「서랍(ソラプ 引き出し)」と「Love You To Death」というバラード。甘いビジュアルと美しい歌声で魅せるパフォーマンスもジェジュンの十八番である。(3ページに続く)