王に愛された女性を演じる
『アイリス』では、体当たりでアクション・シーンにも挑んだキム・テヒ。ドラマの後半になると、演技も安定して、視聴者から高い評価を得るようになった。
間違いなく、『アイリス』はキム・テヒの転機になったドラマだった。
以後は『マイ・プリンセス』などを経て、『チャン・オクチョン』に主演。朝鮮王朝随一の悪女と言われた張禧嬪(チャン・ヒビン)を新しい角度で描いた時代劇で、キム・テヒは王に愛された女性の内面を巧みに演じた。
その後の飛躍を大いに期待されたキム・テヒだが、最近はピ(RAIN)との愛を優先させる日々を送っていた。その末のゴールイン。しばらくは私生活を大事にしていくだろうが、落ちついたら果たしてどうするのか。
人生には、結婚して初めて気がつくことが多い。それは女優としても大いにプラスになる。ぜひ大女優への道を歩んでほしい。
文=康 熙奉(カン ヒボン)
コラム提供:ロコレ
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