ジャッキー・チェンが育てるグループ「JJCC」“K-POPの中心に立ちたい”

ジャッキー・チェンが育てるグループ「JJCC」“K-POPの中心に立ちたい”

香港出身の世界的アクション俳優ジャッキー・チェン(成龍)は“親韓”としても有名だ。

2008年、パク・チニョンら韓国歌手と共に、中国の地震被害者のための歌を歌い、来る6日に中国・北京で開かれる大規模な慈善公演にもキム・ヒソンや「EXO」などの韓国スターたちを招待した。

そしてジャッキー・チェンは最近、K-POP市場にも進出。ジャッキー・チェンの企画会社ザ・ジャッキー・チェン・グループ・コリアが5人組アイドルグループ「JJCC」(ダブルジェイシー/シムバ、エディ、イコ、サンチョン、プリンスマック)を披露した。“ジャッキー・チェンキッズ”と呼ばれる彼らはデビューシングル「最初はみんなそう」(原題)で活動中だ。

最近、光化門のカフェでインタビューに応じたメンバーたちは、ジャッキー・チェンを「ッタゴ」(中国語で大きいお兄様)と称する。リーダーのシムバは「中学生のときに“ッタゴ”が出演する映画『ポリス・ストーリー/香港国際警察』を見た。映画を通して親近感をもった方だったので、最初お会いしたときもぎこちなくなかった」と話した。

ジャッキー・チェンは1月、「ポリス・ストーリー/香港国際警察 2014」広報のため訪韓した際も、番組出演など自身のプロモーションに「JJCC」を同行させた。また、デビューのため一生懸命に準備したメンバーを、自身の専用機で香港に連れて行き、会社本社を訪問させた。

この企画会社で8年間、練習生生活を送ったエディは「“ッタゴ”を見ると、世界的スターだということが信じられないほど気さくで学ぶ点が多い」とし、「トップ俳優だが、撮影現場でスタッフの代わりにゴミを片付けるなど、手本を見せてくれる」と語った。

ジャッキー・チェンと35年間親交のあるザ・ジャッキー・チェン・グループ・コリアのイ・ミソン代表が、メンバーたちの管理や楽曲制作を行った。ジャッキー・チェンは彼らが練習映像を撮って送ると、映像通話で評価しアドバイスする。

イコは「“ッタゴ”が映像を見た後、電話で『もっと楽しみなさい』『感覚を生かしなさい』などとアドバイスをしてくれる」とし、シムバは「表情をたくさん指摘してもらった」と話した。

特にプロの歌手が備えなければならない資質をとても強調したという。「最高になる前に最善を尽くしなさい、努力は裏切らないと。“ッタゴ”と呼んでいるが、僕らにとっては父親のような存在」(メンバーたち)

「JJCC」は韓国人3人(シムバ、イコ、サンチョン)と米国・ロサンゼルス出身の在米韓国人1人(エディ)、オーストラリア国籍の中国人1人(プリンスマック)で構成され、韓国語、英語、中国語で意思疎通が可能だ。平均身長は180cmで、アイドルらしい美しい外見も兼ね備えている。

メインボーカルのエディは2004年から韓国に住み、中・高校を卒業、兵役も終えた。EBSドラマに主演、映画にエキストラで出演するなど演技経験も積んだ。また、ケーブル・オリーブTVのサバイバル料理オーディション「マスターシェフ・コリア」に挑戦し、“トップ15”に進出、イケメンシェフとして話題となった。

「米国にいたとき、学校が終わると両親が営む日本料理屋の手伝いをしていた。おかげで料理が趣味になり『マスターシェフ・コリア』の挑戦がとても興味深かった。あのとき、カメラの見方を勉強し、放送活動に大きく役立っている」(エディ)

故郷が金海(キムヘ)のイコは、フリーのモデルとして活動していた2010年、ある男性グループのメンバーとしてデビューした経歴がある。グループ活動を終えた2011年末、江南(カンナム)のカフェでアルバイトをしていたところ、イ・ミソン代表の目にとまり合流した。

オーストラリアで生まれ育ったプリンスマックはダンサーとして、オーストラリアで開催されたJYPエンターテインメントとSMエンタテインメントのオーディションに合格したことがある。当時、両親の反対で諦めたが、再び夢に挑戦した。まだ韓国語が流ちょうに話せず、ポロロ(韓国の人気キャラクター)を見て学んでいると笑った。

モデル科を出たシムバは大学生だった2011年、企画会社のオーディションで選ばれた。安養(アンヤン)芸術高校演劇映画科出身のサンチョンも2011年、オーディションを受け合格した。

各自違った場所から夢のために集まった彼らは、龍山区(ヨンサング)の宿所と練習室で朝から晩まで練習だけに打ち込む日々を送った。「午前6時に起きて漢江(ハンガン)を走って、7時30分から4時間のダンスレッスン。ランチ後、午後1時から6時までボーカルレッスン、夕食を終えた午後7時からは4時間、再びダンスに明け暮れた」(シムバ)

彼らは韓国と中国語圏を中心に活動し、アジアを代表するグループになることを目標に掲げている。まだ第一歩を踏み出したばかりだが、海外からの反応も大きい。

YouTubeをはじめ、各動画コミュニティに海外ファンのリアクションが相次いであがっている。アジア、米国、ヨーロッパ、南米などのファンたちは「最初はみんなそう」に合わせてリアクションする映像を撮り掲載している。一部はジャッキー・チェンのイメージを壁に貼り付け「JJCC」を応援する。

米国・ビルボードもK-POPコラムで、グローバル音楽市場で地位を築くであろうグループとして、可能性を評価した。中国の有名動画コミュニティ「イイチイ」では、「2NE1」と「少女時代」をおさえ、K-POPミュージックビデオチャート1位を記録し、中国を代表するミュージックビデオサイト「インウェタイ」のチャートでも、3位となった。

メンバーは「まだ韓国では気付いてくれる人がいなくて、反応を実感できない」とし、「6日に中国で開かれる“ッタゴ”の慈善コンサートで公演するが、まるで試験舞台のようだ。そのときに実力を見せ、良い反応を得たい」と話した。

また、「僕らのグループ名が“ジャッキー・チェンジョイントカルチャー”で、ジャッキー・チェンと共にK-POP文化を広く知ってもらおう、という意味だ」とし、「今後、ワールドツアーもしたいし、究極的にはK-POPの中心に行きたい」と強調した。

彼らは歌手として出発したが、さまざまな分野で活躍したいという意思も明確だ。エディは「チョン・ドゥホン監督が運営するアクションスクールと“ッタゴ”のスタントチームで習い、アクション俳優としての夢もある。ミュージカルにも挑戦し、さまざまな分野を合わせたい」と意気込む。

漢陽(ハニャン)大学演劇映画科に在学中のサンチョンも「俳優の夢がある」とし、イコは「ファッションに関心があり、デザインの勉強をしていつか僕の名前のブランドを持ちたい」と抱負を語った。

2014.04.03

blank