「取材レポ」BIGBANG、ドームツアー東京公演でファンと約束「皆さんと僕らの心が変わらなければ、20年30年経っても、同じ場所で一緒に幸せでいられる」

そして、G-DRAGON&SOL&V.I、T.O.P&D-LITEという組み合わせで、早くも2台のフロートに乗り込んだメンバーは左右二手に分かれて、アリーナ外周を周りながらファンと間近で触れ合い、パーティチューン「WE LIKE 2 PARTY」「HANDS UP」でさらに盛り上げた。
一人ずつ自己紹介のあいさつをした後は、ミディアムバラードの「BAD BOY」、ミディアムチューンの「LOSER」で研ぎ澄まされた存在感を発揮。抜群の歌唱力で、ファンを魅了した。
MCタイムでは、V.Iが観席に年代別コールを要求。「10代だけイェーイ! 20代イェーイ!」と50代までいくと、D-LITEに「それきのうも言ったけど、分けるのはよくないよ。みんな20歳の心で来たのに」とツッコまれ、「そうだね、BIGBANGのライブは年齢関係なく楽しめる」と言い、「50代から人生は始まるんだよ。50代イェーイ!」と飛ばしまくるV.I。
SOLが今回のツアーは、「夏の大阪・ヤンマースタジアム長居でのスタジアムライブと同じ内容、セットリスト、ステージをやることがちょっと…」と切り出すと、「うわさを聞いたんですよ。BIGBANGって同じ内容で次のツアーをまた回るの泥棒じゃないの?って」とD-LITE。すると、G-DRAGONが「僕は泥棒だよ。ファンの皆さんの心を盗んだ」と言い、客席から「キャー!」と黄色い歓声が上がると、SOLから「G-DRAGONじゃなくて、G-泥棒ですね」と絶妙なツッコミが入り、笑いに包まれた。
また、大阪でのスタジアムライブとの違いとして、照明のことを挙げ、D-LITEが「BIGBANGは照明で勝負するグループです」と話すと、「メイクが濃いグループで有名ですから(笑)」とかぶせるV.I。さらに、SOLから「D-LITEの表情も違います」と言われたD-LITEはヘン顔をして見せ、ファンを楽しませた。



V.Iから「ここまで何も話していない」と話を振られたT.O.Pは、「私はファンの皆さんの心を大トロです」とポソリ。会場中が??になっていると、「ギャグです。すみません」とT.O.P。「どこで笑えばいいの?」と言うD-LITEに、泥棒と大トロをかけたと理解したのか、「あ~」と納得したV.Iは、「勇気を出してギャグをしたT.O.Pさんに大きな拍手を!」と求め、客席は拍手&大爆笑となった。
そして、D-DRAGONが「最初は歌もダンスも上手いグループとしてデビューしましたが、ある時からあんまり踊らなくって(笑)。でも、僕らはダンスも上手いので、きょう気合入れて踊って見せます!」とファンの期待値をさらに高め、ダンスナンバー「ガラガラGO!! 」で息の合ったキレキレのダンスを披露した。
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2017.01.05