「インタビュー」BIGBANGが明らかにした“10周年、MADE、そして軍隊”

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Q.今回の新曲に関する話も気になります。
G-DRAGON:多分BIGBANGのスタイルではないと思われるかも知れません。3rdフルアルバムだという点でも大きな意味を持ちますが、10年の結末をつけるという意味もあるのでさまざまな意味をこめたいと思いました。僕ら自身を振り返った時、大衆が僕らを見た時、感じることができる感情を盛りこもうと思いました。きれいな歌詞でカッコ良くしようというより、毎日の感情を日記をつけるように歌詞に書きとめています。

SOL :どんな歌を歌えばいいだろうかということでとても悩みました。構えないで今僕らが思っている、共感した話をすればいいだろうと思って作った曲が「LAST DANCE」です。実は、G-DRAGONとSOLの曲で作業しましたが、これをみんなで一緒に歌うのがもっと真心がこもると思いました。

V.I :愛着がたくさんあります。ツアーの時、ぎっしり満員になった会場を見なが感動したことがあります。10年間、ずっと愛されたことに感謝したし、幸せだと思いました。そんな内容を歌詞にこめました。また、10年間歌手としての夢を育てながら一緒に年を取った5人の男、BIGBANGの話をそのまま盛りこみました。

Q.今回のカムバックにどんな希望がありましたか
G-DRAGON:大衆の方々が感じる、BIGBANGというと浮かぶカラーがあります。「年末だから愉快な雰囲気の歌が出るだろう」と思われるのが分かっていたので、わざとありふれた方向を選びたくありませんでした。僕らが追い求める音楽の方向性がそうです。

G-DRAGON:「LAST DANCE」に、「この瞬間を覚えていて」という歌詞があります。僕らが知っているすべての方々が今この瞬間をずっと貴重に思ってくれたらいいと願っています。

SOL :たくさんの方々が、「Fantastic Baby」や「BANG BANG BANG」のように強い雰囲気を願われるだろうと思って音楽的な方向をそちらに取ろうかとずいぶん悩みました。3rdフルアルバムでもあるので、一番真実味のある話が真実味を持って伝わったらいいと思います。(4ページに続く)

2016.12.13