「個別インタビュー」MINUE(ノ・ミヌ)、入隊前に語ったメジャーデビュー曲「GRAVITY」の制作秘話、母、そしてファンへの想い

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-普段と人前に出る仕事のときでは、どうやってスイッチを切り替えているんですか? 音楽の仕事をする日は、朝から気分が違うんですか?
違いますね。意外と静かですけど、起きた瞬間から、“よし見せるぞ”みたいな気分になって。起きたらすぐお風呂に入るんですけど、ナルシストスイッチがオンになって、鏡を見ながらカッコいいなぁって(笑)。

 

-MINUEさんは裸で寝ているんですよね。だから、起きたらそのままお風呂に?
そうです。すぐシャワーをして。そして、現場に着いた瞬間から「すごく幸せだなぁ。あー、キターっ!」って。昔、X JAPANさんとかLUNA SEAさんのライブドキュメンタリーを見ていたら、楽屋に入るときからミュージシャンモードになっていて、それを見ながらドキドキしたんです。だから、自分にもそんな瞬間がくるとは思っていなかったんですけど、やっぱりテンションが上がりますね。

 

-仕事が終わると、その上がり切ったテンションはどうなるんですか?
ツアーとかはちょっと寂しくなりますね。ツアー最終日は、だいたい終わったら、みんなと打ち上げに行って、ご飯を食べたり飲んだり。でも、僕のメンバーたち、怖い顔をしているんですけど、意外と飲めないから、つまらないんですよ(笑)。ちょっと飲んだだけで、酔っ払ってしまって。

-MINUEさんは何を飲むんですか?
僕はワインをよく飲みます。

 

-お酒が強いそうですが。
ハハハ。僕は酔っ払わないです。ずっと静かに飲んでいて。顔も変わらないんですよ。だから、ドラマとか映画の監督さんと飲んでいると、監督さんって焼酎を飲む方が多くて、「MINUE、何で飲んでないの?」って焼酎を飲まされたりするんですけど、僕は焼酎がちょっと弱いんで、帰りの車の中で「きょうは楽しい時間でした。おやすみなさい」ってメッセージを送ったのは覚えているんですけど、家に着いて、鍵を開けた後から覚えていないってことがあって(笑)。前に一度、起きたら、着ていた服が畳んであるし、お風呂にも入った形跡があるし、パックもしたし、蓋が開けっ放しのローションが並んでいて。本当に不思議だったんですけど、ちゃんとやっていたみたいです。やっぱり肌は大切だから(笑)。

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2016.11.14