「個別インタビュー」MINUE(ノ・ミヌ)、入隊前に語ったメジャーデビュー曲「GRAVITY」の制作秘話、母、そしてファンへの想い

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-「GRAVITY」の日本語部分の歌詞「甘い恋 落ちて行く 引き寄せる君の声に抑えられない 離れられない君が好き」はストレートな言葉で、MINUEさんのセクシーさが出ていて、女性ならキュンキュンする一節だと思いますが。
その歌詞を通して、僕はストレートに言う男だよって言いたかったんです(笑)。日本語の歌詞って、自分で書くのが難しくて、辞書で調べたり、周りに「この表現どう?」って聞いたりしたんですけど、そのたびに、「日本の男性は絶対そんなこと言わないよ」って言われたんです。「ちょっとストレートすぎるんじゃない?」という意見もあったんですけど、GACKTさんは「これがいいよ」って。「抑えられない 離れられない」っていう部分は、もともと「抑えられ 離れられない」って歌詞だったんですけど、GACKTさんが「『抑えられない 離れられない』のほうがファンは喜ぶよ」ってアドバイスしてくれて、それを取り入れたんです。

 

-この歌詞はどういう思いを込めて作ったんですか?
自分が愛した人とか、自分の経験を思い出しながら作ったんですけど、運命の人とはいつか絶対に会えるっていうことを書きました。もしかしたら、その相手は違う国にいる人かもしれないし、どこに運命の人がいるか分からないけれど、結局死ぬまでに1回は、重力みたいに会えるんじゃないかっていう話を書こうと思ったんです。

 

-この曲は歌詞とメロディー、どちらが先にできたんですか?
メロディーですね。最初、サビのメロディーがパッと浮かんだんですけど、本当はバラードを作ろうと思っていたメロディーだったんですよ。でも、自分がやりたい曲のアレンジは、やっぱりロックだなと思って、ロックサウンドにチェンジしたんです。

 

-普段の曲作りは歌詞とメロディー、どちらを先に作るんですか?
曲によるんですけど、何か経験があって、例えば落ち込んでいるときとかは、歌詞からできます。自分はやっぱりダメな人間だなと思ったときとか。

-「ダメな人間だな」って思うときがあるんですか!?
ジムに遅刻したりすると、ダメな人間だなぁって思ったり。あとは、ん~、思ったより自分が満足できないライブをしたりすると、もっと頑張らなきゃと思ったり。目標まで走っていく間、失敗もあるじゃないですか。そういう落ち込んだときは、曲が浮かびますね。

 

-満足できないライブというのは?
スムーズな流れでできなかったというか。例えば、自分で曲を作ったし、自分で演奏、レコーディングした曲だから、メンバーの誰かがミスをして、ちょっとでも違うと、歌っているとき、集中できなくなっちゃったりするんですよ。そうならないように、この時間を楽しもうって思っても、やっぱり違う音源が耳にパッと入ると、ちょっとキレたりするときもあります(笑)。そうすると楽屋に行って、ワァーっと言います。

 

-けっこう感情が出てしまうと?
仕事のときだけはそうですね。普段はこんな感じなんですけど、演奏中とか着替えるときとか、たまに文句を言ったり(笑)。「何してるの?」「ここにお弁当食べに来たの?」「しっかりしろよ」みたいな(笑)。

 

-そうやってMINUEさんから怒られた方は、どんなリアクションなんですか?
「(しょんぼりしたように)うん、うん」って聞きながら、「分かった、分かった…」って(笑)。

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2016.11.14