「個別インタビュー」MINUE(ノ・ミヌ)、入隊前に語ったメジャーデビュー曲「GRAVITY」の制作秘話、母、そしてファンへの想い

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-いまもそうですが、こうして穏やかに話されている姿と、ステージでの雰囲気は全く違いますよね。
ステージではスイッチオンだから。

 

-9月にファンと運動会をされたとき、ピンクのタンクトップに白のショートパンツという、昔のアイドルみたいな姿にもビックリさせられましたけど(笑)。
あれは光GENJIさんのイメージで。

 

-運動会での姿を見た後、今回のPVを見ると、同じ人とは思えないぐらい、全くの別人みたいで(笑)。
ハハハ。運動会で僕と会った後、フルバージョンのPVを見たという患者(MINUEのファン)のコメントにも、「同じ人だったの?」「信じられない」みたいなことが書いてありました(笑)。その運動会は、デビューして、ライブの規模が大きくなっていったりしても、患者たちを離れている気分にさせたくないから、やったんですけど、これからも機会があれば、ぜひやりたいですね。

 

-Instagramに運動会の様子を動画でアップされていましたが、「ちくび、イェーイ!」とか言っていましたよね(笑)。
掛け声ですね。そこはまた違うキャラクターのスイッチがオンになって(笑)。チームが3つあって、フンちゃん(MINUEの弟)チーム、DJディスコさんチーム、僕のチームに分かれたんですけど、みんな掛け声がいい感じだったんで、僕は何をしようかなと考えていたら、思わずちくびが出ちゃって(笑)。(周りのスタッフにも)見ました?(と携帯電話を取り出し、映像を見せると)本当に面白かったです。

-MINUEさんの振り幅がすごいですよね。
普段は静かですけど、やっぱり僕も発散したいし。YOSHIKIさんみたいに、ずっとカッコいい姿のイメージだけでもっていくと、僕が50歳になって、いきなりエアロビクスの格好で出たら、みんながビックリするだろうから。少しずつ患者たちが慣れるように、頑張って見せているんです(笑)。

 

-MINUEさんのファンも、コスプレがすごいですよね。
運動会の最後のコメントで、「いままでライブのとき、メイド服で来てとかドレスコードを言ったら、みんなメイド服で来てくれたよね」って言ったら、患者たちが「うん、そうだよ」って。「でも、いま思うと、ライブが終わった後、皆さんがそのメイド服で、電車に乗って帰る姿を想像したら、本当にごめんなさいの気持ちだったよ」って言ったら、みんな「そうだよ~!!」みたいに頷いて。それにちょっとショックを受けました。そんなに嫌だったのかぁって(笑)。だから、「もうしないね」って言って。ハロウィンパーティぐらいのライブだったらいいと思うんですけど、僕は毎回メイド服だったから、本当に申し訳なかったなと。

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2016.11.14