12月28日(水)に日本デビューミニアルバム「THE MOBB」がリリースされることも発表し、「MOBBというユニットでも頑張りますので楽しみにしてください」とMINO。そのまま、ソロ曲「BODY –KR Ver.-」を披露した。
黒を基調とした衣装でiKONの7人が再び登場すると、ここからは歌唱力で魅せた。ボーカルラインのカラーが際立つバラード「APOLOGY」、先輩のG-DRAGON(BIGBANG)が作詞作曲した「I MISS YOU BAD」、B.Iが日本のドラマを見て作ったという、日本エクスクルーシブ楽曲「JUST GO」、切な系ソング「AIRPLANE」と続き、メッセージ性のある歌詞がファンの心に染みわたった。
MCに入り、ドンヒョクから「そういえば、ボビーさん」と呼ばれ、「ボビーじゃなくてバビーだよ。バカやろう!」とBOBBY。「じゃあ、バービーさん」とジナンからも名前いじりをされたBOBBYだが、メンバーたちから、ソロデビューやMOBBのアルバムリリースを祝福され、「皆さんのおかげです。ありがとう」とニッコリ。ジナン、ジュネが茶化すように「HOLUP!」を面白おかしく歌い、会場の爆笑をかっさらったが、「こんな感じの曲じゃないから、たくさん聴いてください!」とジナンがしっかり締めた。
話題は、ジュネが散歩をしていて曲を作ったという話へ。曲名は「原宿新宿」(笑)。ジュネが「散歩、散歩、原宿新宿~♪」とひとしきり歌うと、「僕もジュネさんと一緒に散歩したい。一歩、二歩、散歩したい~」とかぶせるジナン。ここから2人の歌の応酬が続く。「それはダメだよ。ジナンさんは巣鴨、巣鴨で散歩してください」「僕はノッポ、ノッポだからどこでも散歩できますよ」「ノッポじゃないよ、ジナンさんはチャラい、チャラいし、ちっちゃい」とジナンの身長いじりで終了(笑)。
「僕はちっちゃくないよ。高くもないけど、ちっちゃくもないよ!」というジナンと、メンバー1の長身ジュネの「ジナンフェ」コンビが会場を沸せた後は、「双子モンスター」ユニョン&チャヌ。チャヌが「卵じゃなくて双子、双子。ユニョンさんと僕は双子です」と歌い終えると、「双子だけど、僕のほうがちょっとカッコいい」とニヤリ。先に「僕のほうがカッコいい」と言われてしまい、悔しそうなユニョンだった(笑)。
また、「DUMB & DUMBER」がオリコン、ビルボード・ジャパンのチャートで1位になったことに「皆さんのおかげです。日本での活動、もっと頑張ります」と感謝し、さらなる飛躍を誓ったメンバーたち。
元カレのことを忘れられない彼女が離れていく内容を綴った「JUST GO」にちなんで、彼女にフラれた男の演技をすることになり、小芝居を披露。B.Iは言い間違をしたり、ジュネはジナンから「演技は絶対ダメだと思う(笑)」と言われるなど、ミスをするとダンスを踊ることで帳消しにするという流れで、ひとしきり盛り上がった。
「#WYD」では、ジュネが「愛するあなたのもとへ、いまから会いに行きます。心の中まで 」と言い、7人が花道を歩きながら、客席のファンにバラをプレゼントするというニクい演出も。「TODAY」では、B.Iが再びピコ太郎を挟み込んで、会場を沸かせた。
日本でのオフの日、ボーリングに行った7人の様子が映像で流れた後、のカジュルな衣装に着替えた7人が登場。モテない男たちの気持ちを歌った日本オリジナル曲「LOVE ME」を披露した後、「RHYTHM TA REMIX (Rock Ver.)」へ。待ってましたとばかりに、一段と大きな歓声が上がり、7人の華麗なフォーメーションダンス、ファンの掛け声もバッチリで、会場は異様な興奮状態に! 「JUST ANOTHER BOY」では、メンバーたちの直筆メッセージ入りの金テープが噴射され、華やかなステージとなった。
ライブも終盤に入り、「寂しいですけど、前回のコンサートより、僕たちを見せることができていると思っています」とチャヌ。ドンヒョクは「僕たちが日本に来る理由は一つだけです。iKONIC JAPANに会いたいから。ただそれだけです。愛してる」とファンを感動させ、ジナンも「約束守ってくれて、会いに来てくれて、いつもそばにいてくれて、iKONICがいるから毎日が幸せです」とファンに感謝の気持ちを伝えた。
そして、B.Iからの指令で「代々木」の3文字で“あいうえお作文”をすることになり、「よろしく、よかったよ、気分がいい」と答えたジュネ。これに、「面白くない。納得できない」とダメ出ししたジナンが挑戦するも、「よかった、よぎかじ(韓国語で「ここまで」の意味)です」とビミョーな空気に(笑)。“あいうえお作文”が一番上手いというチャヌが「東京」でリベンジすることになり、「どうでしたか皆さん、きょう僕たちのコンサート楽しんでますか?」とキレイに(!?)締めくくった。
BOBBYが「代々木での初めてのコンサートがこんなに良い思い出になってうれしい」と、マイクなしの地声で、「きょう来てくれてありがとう~!」と叫び、会場が大きな歓声と拍手に包まれる中、「僕たちのクライマックスが永遠に続きますように」というB.Iの曲紹介で、「CLIMAX」を熱唱。そして、本編最後はセンターステージで「M.U.P」。高く上がったステージが回り、いろいろな角度からメンバーたちのパフォーマンスが楽しめ、最後まで熱狂の渦に包まれて終了した。
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