「会見レポ」ヤン・ドングン、ルナ(f(x))が登壇“今この場所で生きていく。明日へ向かう希望を感じてほしい”ミュージカル 韓国版「イン・ザ・ハイツ」横浜公演がいよいよ開幕!

kjp20161016_151421

Q.ご自身が歌う劇中のナンバーで好きなものを教えてください。
ルナ:私が1番好きな曲は2幕の最初に歌う「Sunrise」です。この作品をやりたいと思ったのはこの曲があったからなんです。とても難しいんですが、歌いながらとても幸せな気持ちになります。
ヤン・ドングン:最後の「Finale」という曲ですね。「僕が立っているこの場所が僕が生きていくべき場所だ」という歌詞が好きで、舞台で歌う度に感激しています。自分も俳優として長くやってきて、辞めたいと思ったり、外国へ行ってしまいたいと思うような時もあるんですが、ステージに立ってこのパートを歌う度に「ここが僕が生きていくべき場所なんだ」と人生の大きな価値を教えられ、この歌詞からエネルギーをもらっているんです。

kjp20161016_151601kjp20161016_151619_01Q.この作品を通じて観客に伝えたいことは何ですか?
ルナ:私は最後の曲の「新しい陽が昇る」という歌詞をいつも心に刻みながら歌っています。自分も俳優として歌手としてつらい時、その状況に勝っていかなければいけない時に「イン・ザ・ハイツ」に登場する街の人々を思い出すんです。観客の方に感じて欲しいのは、ウスナビのように希望を持つこと、そして周りの人々への感謝を忘れないということです。私もこのような作品に出会えたことを感謝していますし、観ている皆さんも「明日もまた太陽は昇るんだ」という希望を持ってくれたらいいなと思います。
ヤン・ドングン:これ以上のメッセージはないですね(笑)。kjp20161016_151729_01

kjp20161016_151737

Q.おふたりともキャリアのスタートはミュージカルではありませんが、ミュージカルのステージに立つ魅力とは何ですか?
ルナ:ミュージカルというのは私が人生の中でやりたいことが全て詰まっています。歌手として歌とダンスはいつもしていることですが、ミュージカルでは演技もできるというのが私にとっての魅力です。苦労することもありますが、多様なジャンルのことを学べるこの機会を大切にしています。
ヤン・ドングン:僕はいい歌を上手に歌おうとは考えていなくて、この「イン・ザ・ハイツ」は振付が多くて、音楽のテンポも早くて、楽しいというよりいつも「死にそうだ」と思いながら公演をしています。本当に死にそうです(笑)。

(4ページにつづく)

 

2016.10.21