「取材レポ」イ・ジョンソク日本初ファンミ『Japan Fiest Fan Meeting in TOKYO』開催 !

イ・ジョンソク日本初ファンミ

5月27日(日)、東京・銀座、GINZA K-PLACEにて韓国の俳優イ・ジョンソクが『Japan Fiest Fan Meeting in TOKYO』を開催、ファンから愛情たっぷりの熱い歓迎を受けた。
イ・ジョンソクは中学3年でモデルデビュー、最年少男性モデルとして16歳でソウルコレクションの舞台に立った経歴の持ち主。ドラマ『検事プリンセス』で俳優デビュー、韓国で大ヒットし日本でも話題のドラマ『シークレットガーデン』で妖艶な雰囲気を持つ歌手サン役を好演し、人気上昇中。
また現在韓国で放送中の長編ドラマ『ハイキック 3短足の逆襲』では落ちこぼれのアイスホッケー選手アン・ジョンソクを演じ、次世代の韓流スターとして多くの注目を集めている。黒いジャケット、黒いパンツ、足元は赤いスニーカーとモデル出身であることを実感させるスタイリッシュな姿で登場すると客席からは黄色い歓声と大きな拍手が贈られた。

イ・ジョンソク日本初ファンミ イ・ジョンソク日本初ファンミ

ドラマ『シークレットガーデン』のOSTから“ク ナムジャ(その男)”を日本語で披露するイ・ジョンソクにファンの視線は釘づけ、会場の温度はオープニングから一気に上昇した。「こんにちは、イ・ジョンソクです。日本語でご挨拶できればよかったのですが・・・・」と準備の時間が取れなかったことを詫び「今、本当に緊張して手がブルブル震えていますが、日本のファンの皆さんにお会いできて嬉しいです」と韓国語で挨拶した。ファンによるフォトタイムではイ・ジョンソク自らがステージ右、左、センターと前に立ち、色々なポーズを披露、カメラと共にファンの心にも思い出の一枚を残した。

イ・ジョンソク日本初ファンミ

「昨日の夜は心配で、心配で、ようやく寝たという感じでした」と日本のファンを目の前にした今の気持ちを述べ、「今はとても照れくさい気持ちです」とはにかむ仕草をみせ、トークコーナーがスタート。公式来日は今回が2度目のイ・ジョンソクだが、プライベートでは4度来日、「次回は大阪に行ってみたい」と明かした。子供の頃は内向的な性格だったという彼は「今、俳優をしていることが僕も母も想像できなかったと思います(笑)」と話し、俳優になったきっかけを「僕はもともとドラマを見るのが好きだったんです。中学生の時、Rainさんが主演したドラマ『フルハウス』を見て(俳優を)やりたいと思い、それがきっかけになりました」と述べ、韓国で8月に公開されるRain(ピ)主演の航空アクション映画『R2B:Return to Base』では夢の共演も果たした。
また卓球南北統一チームの実話を描いた映画『コリア』にも出演したイ・ジョンソクは「日本の皆さんには理解が難しいかもしれませんが」とし「朝鮮半島は南北で分断されていますよね。そうした国家の分断による痛みを感じられる映画です」と紹介した。

 

ドラマ『シークレットガーデン』でゲイの天才ミュージシャン・サン役を演じた彼だが、「ご自身は?」との大胆な質問に、イ・ジョンソクは「もちろん違います(笑)」と即答、「日本で日本の彼女を作って帰りたいです(笑)」との爆弾発言で応戦すると、会場からは「え~!」との声が。ドラマ『ハイキック3!短足の逆襲』の中で披露し、反響が大きかった愛嬌顔“プインプイン~”をこの場で実演してとのリクエストに、イ・ジョンソクは「日本に来てまで、やるとは思いませんでした(苦笑)」としながらも「(ファンの)皆さんがお望みなら・・」と照れながらも「プインプイン~」と可愛い顔を披露すると、ファンは大喜び、会場は大興奮に包まれた。

韓国の人気番組『SBS人気歌謡』のMCに抜擢、6月から出演に対し、「(MCは)初めてなのでもう気が狂いそうです(笑)」とユーモラスな答えで会場を沸かした。

またジョンソクから「日本で初めてファンミーティングを開催すると聞いた時は、期待よりもプレッシャーの方が大きかったです。ファンの皆さんが僕の事を覚えていてくれるか心配でした。でも今日来てくださったファンの皆さんを見て、そんな心配は無用だったと思いました。僕は皆さんから頂いた愛をしっかり胸に刻んで帰ります。このファンミーティングで僕は大きな力を得て、たくさんのエネルギーを貰って韓国に帰ります。皆さんの愛を忘れず、一生懸命活動する俳優、かっこいい俳優でまた戻ってきます。僕の事を忘れないでずっと応援して下さい。ありがとうございました。愛してます」と手紙を朗読し、その想いを伝えた。

イ・ジョンソク

最後は握手会とツーショット写真の撮影会も行なわれ、この日参加したファン一人ひとりはイ・ジョンソクの素顔に触れ、その魅力にたっぷりと浸った貴重な時間を過ごした。

彼と一緒に写した写真はこの日の思い出がたくさん詰まった貴重な一枚になったに違いない。続いてイベント後に行なわれた合同会見で映画『コリア』で北朝鮮の卓球選手役を演じた彼は「韓国とは文化も違い、言語も韓国語とは少し違うので大変でした。卓球選手ということで卓球も3ヶ月間習いましたが卓球というスポーツは初めなのでその点も大変でした」と撮影を振り返った。

人気番組『SBS人気歌謡』のMCについて初ファンミーティングのステージで緊張した様子を見せていたイ・ジョンソクに「生放送だが大丈夫?」と心配した声がかけられると「僕は俳優ですが“人の前に立つ”ということは大変だと思っています。上手くできるか不安もありますが、練習を重ねていき、4週間くらい立てば大丈夫かと・・・」と答えた。現在ドラマに映画にと大活躍中のイ・ジョンソクに今後の目標と演じてみたい役柄を聞いてみると「“こんな役を演じたい”と一つに決めてしまうのは望ましくないと思いますが、『デスノート』のL(エル)のような役を演じてみたいです」とし、さらに「ロールモデルはカン・ドンウォンさんです。同じモデル出身で俳優としてカン・ドンウォンさんならではのオーラーを持っている方なのでとても好きです。彼のような俳優になりたいと思っています」と語った。

多彩な才能を持つイ・ジョンソクの今後の活躍に目が離せない。

2012.05.27