2016年8月30日に2ndシングル「ROCK this WØRLD」を発売し、この夏はリリースイベントの為に日本各地でファンと一緒の時間を過ごしてきたMR.MRが、その活動の集大成として9月22日(木)東京・下北沢GARDENにてワンマンライブ2016 「ROCK this WØRLD」を開催した。 MR.MRは2012年10月に韓国でデビュー、2016年2月に1stシングル「Just 1 Light」で日本デビューを果たした。グループ名のMR.MRには「男の中の男」という意味があり、メンバー全員が身長180㎝以上を誇るヴォーカリストで、スウィートかつパワフルなパフォーマンスが魅力だ。
ライブの始まりを告げるオープニングムービーでは、隠れ家のようなバーでバーテンダーに扮するサンヒョンからグラスを受け取りカウンターに腰掛けるテイ、ギターをつま弾くドヨンに、カードゲームに興じるチャンジェとジェミン、という大人っぽいシチュエーションが展開する。
そのシックなムードの中ステージ上に黒いレザー風の衣装でメンバー5人が登場し、「Waiting for you」で口火をきると、颯爽とジャケットを脱ぎ捨てて「皆さん!盛り上がる準備はいいですか!」「東京叫べー!」と、立て続けに今回のワンマンライブのタイトルにもなっている「ROCK this WØRLD」で会場を揺らす。その長身から繰り出される迫力のパフォーマンスからは、ステージの枠を壊してしまいそうな程のパワーの漲りが伝わった。
スタートから2曲で早くも会場をヒートアップさせたところで、リーダーのチャンジェが音頭を取り「こんにちは!男の中の男、MR.MRです!僕たちのワンマンライブ2016にようこそー!」とこの日最初のあいさつをファンと交わす。「今日の舞台は、MISO(MR.MRのファン)の皆さんの為に一生懸命準備してきました。盛り上がっていくぜ!」とドヨンは激しいパフォーマンスであがった息もそのままに熱くファンに呼びかけ、続く「OUT」ではセクシーな歌声とダンスで客席をさらに熱狂させた。
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