「個別インタビュー」JYJジュンス率いる「FC MEN」でも活躍するラッパーJ・Hwan(J-BRO)がソロデビュー!「ライブではファンと一緒に楽しく遊びたい」

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-今回の新曲2曲は、すぐに完成したんですか?
「Don't forget」は最初会社側から、韓国語のラップがほしいと言われて、韓国語と英語だけだったんですけど、レコーディングの1週間前ぐらいに、日本語を多くしたいと言われて、急きょ作りました。韓国語だったら、早く作れますけど、やっぱり日本語は1曲完成するのに、長いと1週間ぐらいかかりますね。
-そして、今回のシングルでは、上半身裸のジャケット写真がとてもセクシーで、肉体美にも目がいきますね。
もともと、顔から肩ぐらいまでを見せる予定だったんですけど、現場で急に、全部撮ろうってなって、上半身を全部撮影することになったんです。それで、特典ステッカーも作ったんですけど、リリースイベントのCD購入特典になっている3種類のステッカーも、上半身裸になっているステッカーだけ、皆さんが持ち帰るんですよ(笑)。日本は、シャイな方が多いじゃないですか。だから、上半身裸の写真は、あんまり人気がないんじゃないかと思っていたら、逆でした。皆さん、違うのを選んでいるふりをして、それだけスッと取るんです(笑)。
-その肉体美は、サッカーで鍛えたんですか?
サッカーというより、ジムですね。サッカーは中学校までやって、その後4年間やっていなかったんですけど、仕事とかもあって、52キロまで痩せたんですよ。それで、鏡を見たら、ガリガリになっていて。それがイヤで、鍛えて大きくなるようにしました。それが楽しくなって、いまもずっと鍛えています。逆に、何もしなかったら、痩せるんです。
-うらやましいですね~。
皆さん、そう言ってくれるんですけど、僕はそれがストレスで。最近も、週3回しかジムに行かなかったら、6キロ痩せたんです。毎日運動して、しっかり食べたら体が大きくなるんですけど、運動しないと食欲もなくなって、1日2食しか食べないときもありますね。だから、また食べながら、頑張って運動しています。
-食事にも気を遣っているんですか?
そこまではしていないです。
-好きなものを好きなだけ食べるとか?
ハイ。好きなのは肉で、家の近くに「肉のハナマサ」があるんで、ジムが終わると、帰り道に立ち寄ります。400グラムの肉を買って、家に戻ったら、それを焼いて全部食べるんですよ。最近、炭水化物があんまり入らなくなったんですけど、もともと炭水化物も好きなので、みんなで食事に行くと、500グラムのステーキとご飯を大盛りにして、食べたりしますね(笑)。
-自炊をしているんですか?
ハイ、肉は焼くだけなので。たまに韓国料理も食べたかったら、店に行かずに自分で作りますね。韓国料理だと、辛いものが好きなので、ジェユクポックン(豚肉と野菜のピリ辛炒め)とか、会社のスタッフさんにはJ-BROのボーカルJINと一緒にサムゲタンを作ったこともありますね。

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-日本での生活も長くなってきたと思いますが、好きな日本食などは?
生のものが好きで、寿司とか生肉、馬刺しも好きですね。あとうどん、そば。逆に甘いものがあんまり好きじゃないんで、たこ焼きとかお好み焼きは、あんまり食べないです。自分の中ではお菓子みたいなものという感じです。最近、たこ焼きを食べたんですけど、2、3個ぐらいでちょうどよかったです(笑)。
-ことしの夏は暑かったですけど、暑さを乗り切るためによく食べたものはありますか?
ことしはあんまり暑くなかったですね~(笑)。4年前のM.E.N の活動のときとか、2年前のJ-BROの活動を始めたときのほうが暑いと思ったので、ことしはそんなに暑くない気がします。
-そう感じるぐらい、日本に慣れたということですかね。
そうかもしれませんね。あと、冬生まれなんですけど、夏が好きで、冬が大嫌いなんです(笑)。冬になると、家から出ないで、出たとしてもジムに行くぐらい。完全にクマになりますね(笑)。
-ジャケット写真に書かれている「愛が俺をHEROに変える」というキャッチコピーも印象的ですが、J・Hwanさんにとってのヒーローというと?
いつも応援してくれている家族です。10年間、音楽が好きでこの仕事をしてきましたが、「自分が諦めるまで、ずっとやっていいよ」と言ってくれています。あと、友達もそうだし、会社のスタッフさん、J-BROのファンの方、皆さんが僕にとってはヒーローですね。皆さんがいなかったら、こうして活動できないですから。
-家族とは離れて生活されていますが、どのように連絡を取り合っているんですか?
携帯電話でビデオ通話にして、いつも連絡していますね。声だけだと寂しいじゃないですか。だから、部屋に戻ってから連絡したり、たまに現場でも、スタッフさんが僕の家族のことを知っているんで、一緒に「イェーイ」って映り込んで話したり(笑)。僕は高校生のときから一人暮らしをしていて、その頃は大丈夫だったんですけど、いまのほうが家族と会いたいという気持ちがありますね。
-今回のソロデビューについては、ご家族は何か言っていましたか?
「ソロで大丈夫?」って(笑)。いままで、グループの中でラップをやっていたので、パートも短かったんですよ。それなのに、全部一人でやることになって「大丈夫?」って。一応、PVを送ったんですけど、やり直しがきくPVとレコーディングと違って、「ライブは大丈夫なの?」ってまた言われて(笑)。でも、大変な時期もそうだし、いつも応援してくれているので、本当にありがたいです。
-ということは、ご家族から「韓国に早く戻ってきなさい」とは言われないですか。
僕が戻ったら、たぶんお母さんが面倒くさくなるので、そういう話はないです。「年に1回ぐらい帰ってくるのがいい」って言ったんです(笑)。1回帰ると、2週間ぐらいいるんですけど、それぐらいがちょうどいいって。実家では、ご飯の用意とか、全部お母さんがやってくれるじゃないですか。それに、服も脱いだたら「ハイ」って渡せるし。起きた瞬間、「ご飯、ご飯」って言うような息子の世話をするのが、2週間だったら大丈夫だって(笑)。
-じゃあ、J・Hwanさんはしばらく日本で頑張るということですね(笑)。
たぶん、韓国に戻って1カ月もいたら、お母さんの「ハァ~」ってため息をついている顔が想像できます(笑)。
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2016.09.08