警察は、韓国男性グループ「JYJ」メンバーで俳優のユチョン(30)に対する”性的暴行容疑”の捜査を継続する方針を固めた。
ソウル江南(カンナム)警察署は「被害を訴えた女性A氏(20代)が告訴を取り下げた意志は尊重するものの、容疑の事実を明確にするため捜査を続行する」と15日、明らかにした。
去る2013年6月19日より、韓国では性犯罪における親告罪(告訴がなければ公訴を提起することができない犯罪)が廃止となったため、性的暴行事件は被害者の意思とは関係なく、警察が捜査を進め、処罰の有無を決定することが可能となった。
警察関係者は、当時の状況を把握するため、同席者らに対する捜査を考慮中であり、必要な際にはユチョン本人を召喚し調査することも視野に入れている。また、ユチョン側とA氏側の合意の有無については「わからない」と述べた。
A氏は去る10日、自ら警察署に出向き「4日午前、ソウル・江南区の風俗営業店の一室のトイレ内で、ユチョンから性暴行を受けた」とし、告訴状を提出。しかし14日夜12時ごろ、再び警察署を訪ね「ユチョンとの性関係において、強制性はなかった」と告訴を取り下げた。
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