「韓国ミュージックフェスティバル2010 FNSチャリティーキャンペーン!

3月5日、神奈川県民ホールにて「韓国ミュージックフェスティバル2010」が行われた。これはFNSチャリティーキャンペーンの一環で、キャンペーンに賛同した「超新星」「V.O.S」「pixy」の3組が一同に参加するスペシャルライブだ。

FNSチャリティ

今年の活躍間違いなしと言われている韓国の注目アーティストだけあって開演前から会場は熱い熱気に溢れていた。 フェスティバルは二部構成で行われ、中村充宏フジテレビアナウンサー司会進行の元、第一部には中野美奈子フジテレビアナウンサーが2009年度のFNSチャリティキャンペーンの支援国・西アフリカのシエラレオネ共和国の実情を映像と講演し、現地の子供達が病気に侵されてもお金がなく治療できなく、幼い命が失われていくことに対して何かを考えさせられる内容であった。
 
そしてチャリティに賛同しステージに立った韓国歌手による第二部のステージが開始された。

 トップバッターpixyが登場、「みなさん、こんばんは。pixyのJAEHEEです!」という日本語の挨拶でライブが始まった。 黒のスーツ、黒のブーツに身を包んだpixyが颯爽と登場しバラード2曲歌いあげると黄色い声援が上がった。「あらためましてこんばんは!pixyのJAEHEEです」と再び会場を見渡し笑顔で挨拶、「キャンペーに出ることができて光栄です。」「映像をみて胸が苦しくなりました。」「子供たちの笑顔ために力になりたい。」「みなさんもよろしくお願いします」と言葉を選びながら丁寧にチャリティへの思いを語った。 「ちょっと水を」で笑いが起き和やかな雰囲気となった。
 
続いて今日のライブ地である横浜について話し始めた。「横浜には何回も来たことがあります。コスモワールドとかランドマークとか…でも山下公園は不思議です。いったい山はどこにあるのですかね?山の下なのに山がない。どういうことですかね?」とジョークを交え問いかけると会場は一気に笑いにつつまれた。
 
次の曲は1月15日に発売されたファーストシングル「ぬくもり」。こちらもラブバラードで、切ないメロディーが印象的だ。そして「恋におちて」のイントロが流れ「みなさん一緒に歌いましょう」と呼びかけて歌いだす。
 
好きな曲と公表しているだけあり抜群の歌唱力に会場内は魅了された。 歌い終わると「えっと、えっと、えっと…忘れちゃった」で「かわいい!」の掛け声が飛ぶ。そして「みなさんに大きなお知らせがあります…あっそんなに大きいお知らせではないのですが…ちょっとだけ僕にとっては少し大きなお知らせです。今月の22日にサードライブを芝浦でやりますので、今日pixyが気に入った方は是非見に来て下さい!」と呼びかけた。
 
最後の曲「シャララ」では、会場は総立ちになり青いペンライトが揺れpixyの歌声に引き込まれた。東京在住ということで日本での活躍が楽しみである。
 

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二番手はV.O.S。パク・ジホンが黒のスーツ、キム・キョンノクとチェ・ヒョンジュンが黒のシャツに白のパンツ姿と決め登場。 一曲目から素晴らしいハーモニーでファンを魅了し、123で「こんにちは!V.O.Sです」と日本語で息の合った挨拶をした。
 
ここからは手に日本語のカンペを持ちながら「フェスティバルに参加できて嬉しいです。みなさんも参加できて嬉しいでしょ」と言って笑いを誘う。「世界の子供たちの笑顔を守るために僕たちV.O.Sはがんばります。今日はV.O.Sの歌とともに世界の子供たちの明るい未来を祈りましょう」と意気込みを述べた後、次々と得意のバラードを披露した。

 
そしてまたまた、カンペを取り出し、「歌はどうでしたか?初めて聞いた方もいるんじゃないかな?これから日本でいっぱい活動しますので応援して下さいね。」と語りかけた。五曲目の途中で曲が止まってしまうアクシデントにファンから「もう一回!」と声がかかりV.O.Sを応援する歓声も一段と大きくなった。「いよいよ僕らの最後の歌となります。次はみなさんと踊れる曲を準備しました。ぼくらの歌をもっと聞きたい方は4月のコンサートにきてくださいね。」と一生懸命日本語で挨拶。「今回のイベントに参加できて嬉しいです。僕らの小さい力が役に立てるようにみんな一緒に力を合わせましょう!今日はありがとうございました。」と締めくくり、「最後僕らと一緒にもりあがりまあしょう」と呼びかけアップテンポの曲 スローな曲、ダンスチューンへと続きV.O.Sの幅の広さを感じさ、トリを飾る韓国の超イケメン・グループ超新星へとバトンタッチされた。
 

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超新星は今月3日に日本でアルバム『★★★★★★(シックス・スターズ)』をリリースし、オリコン・デイリーチャート8位へランクインされたばかりだ。ブラックスーツに身を包み全員が180cm以上と抜群のスタイルの6人が登場すると今日一番の歓声で迎えられた。
 
一曲目で盛り上げすでに総立ちに次の曲はバラードでしっとりと酔わせていた。 「みなさん、こんばんは。僕たちは超新星です!今日は来て下さって本当にありがとうございます。心から感謝しています。」と日本語で挨拶した。更に「世界には本当に恵まれない子供たちがいっぱいいます。学校に行きたくても行けない子がいたりします。その日に食べる食事も満足にできない子供たちがたくさんいます。VTRを見て胸が痛くなりました。超新星がみなさんと一緒に子供たちを助けたいと思いました。この話いただいたどき胸が痛くなって絶対がんばらなきゃと、参加しなきゃと思いました。」とイベントに対する思いを告げた。
 
そして次の曲、投げキッスのパーフォーマンスで会場は最高潮に達し、黄色い歓声に包まれた。 3曲目を歌い終わった後「この曲いいわ」と思わず本音がポロリ。「この曲僕たち好きなんですけど、みなさんどうですか?好きですか?」との問いかけに「大好き!」と会場からの返事が。そして「二階も三階も、pixyのファンもV.O.Sのファンもみんな盛り上がりましょう!」と呼びかけ会場を熱くした。
 
3月3日発売となったセカンドアルバムから「明日の歌」と「今すぐキミに届けたい」の新曲二曲を披露。 そして遂に最後の曲となってしまいました「みんな立って一緒に踊りましょう!」と声をかけて超新星ならではの最高のパフォーマンスを見せた。「またね、じゃあね、来月コンサートで会いましょう、バイバイ。」と惜しみない歓声と拍手に送られ、韓国ミュージックフェスティバルは最高の熱気で幕を閉じた。

超新星
ヘアメイク 大山幸子、藤原俊太郎(spin)
スタイリスト 横田勝広(Daisy)柴田圭(D&N)
pixy
ヘアメイク 大山幸子(spin)
衣装協力 BUFALLO BOBS
写真 劉泰享
 
イベントの収益の一部はユニセフを通じてシエラレオネ共和国の子どもたちの保健・衛生・基礎教育の充実のために役立てられる。
FNSチャリティキャンペーン 1974年、フジテレビを中心としてFNS系列28局が財団法人日本ユニセフ協会が協力して発足。「世界の子どもたちの笑顔のために」をメインテーマに掲げ、募金を呼びかけ、年間およそ1億円を支援対象国に寄付するほか、現地取材も行い朝の情報番組『とくダネ!』で放送している。
シエラレオネ共和国は2009年度の支援対象国。
 

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2010.03.05