ドラマ「伝説のキッチン・ソルジャー」、”これ”が変わった?…視聴者も知らなかったAI広告

ドラマ「伝説のキッチン・ソルジャー」が、人工知能(AI)で作った未来型広告を披露し、注目を集めている。

去る15日に放送されたTVINGオリジナルシリーズ「伝説のキッチン・ソルジャー」第11話では、伝説のキッチン・ソルジャー、カン・ソンジェ(パク・ジフン扮)がカンリム小哨の閉鎖を控え、給食料理大会に出場し、緊張感あふれる対決を繰り広げるシーンが描かれた。

該当のシーンで視聴者たちの注目を集めたのは、料理の途中で自然に露出した特定ブランドのコチュジャンだった。驚くべき点は、実際に撮影されたものでは該当の商品を使っていないという部分だ。

【撮影が終わっても広告の挿入が可能…AI技術導入前後で比較してみると】

カン・ソンジェがコチュジャンを使用する姿は、撮影が全て終了した後、編集段階で高度化されたAI技術を適用し、精密に合成された「インタラクション型仮想間接広告(VPPL)」だ。

CJ ENMが韓国国内で初めて導入したVPPLは、撮影がすでに終了した後でも製品とブランドを自然に挿入する革新的な広告技法だ。実際にAI技術導入前後の画面を比較してみると、その差異がより明確だ。現場撮影当時には何の商標もない平凡な調理道具と食材だけが置かれているが、AI編集過程を経たものは指の形や厨房の照明まで自然に描かれている。

このように単純にイメージを置き換える「固定型」ではなく、人物の動きおよび空間と相互作用する「インタラクション型」で制作され、実際の撮影分と異質感のない映像美を具現した。視聴者は異質感なく物語に没入でき、広告主は製品の注目度と演出力を同時に確保できるようになった。


【放映中でも広告主と協業可能…事前制作の時代の救援投手になるか】

VPPLは、ドラマの「事前制作」が主流となった最近のメディア・広告環境で、新しいビジネスの代案として脚光を浴びている。ドラマが制作された後でも広告主と協業が可能なためだ。

これまで事前制作ドラマは、放送時点のトレンドを反映するのが難しく、作品がヒット街道に乗った後でも追加でPPLを誘致する方法がなく、収益創出に限界があった。しかしAIを利用したVPPL技術を通じて、製品を交換したり、新規挿入したりできるようになった。制作会社は安定的な追加収益源を確保でき、広告主はリスク対比で露出効果の極大化という利点を得られる。

広告効果はオフラインでも続いている。「伝説のキッチン・ソルジャー」放送以降、劇中でAIにより登場していたコチュジャンブランドと製品企画展販売を通じてコラボレーションするというものだ。

CJ ENMメディアソリューション関係者は「これからもAI技術を活用した広告商品の高度化を通じて広告進行の効率性を高め、新しいビジネスモデルを持続的に発掘する」と明らかにした。

続けて「AI VPPL技術の核心と高度化を基礎に、ドラマとバラエティーなど多様なコンテンツに適用範囲を拡大し、広告主たちが一番最初に思い浮かべるVPPL先導事業者として市場を導く」と伝えた。

 

WOW!Korea提供

2026.06.19