
イ・ソジンが、デビュー27年目にして初めて演劇の舞台に挑戦した心境を明かした。
「私たちは休めるはず。穏やかに休めるはずだから」
全員が去った後、ソーニャは疲れ切った叔父ワーニャに静かに慰めの言葉を掛ける。残された2人は互いを支え合いながら、後悔と挫折の中でも人生を生きていかなければならず、それこそが人生だというメッセージをにじませる。
7日、演劇「ワーニャ伯父さん」が開幕した。アントン・チェーホフの「ワーニャ伯父さん」を原作とし、ソン・サンギュが演出を務めたLGアートセンターの3作目となる制作演劇だ。
イ・ソジンにとっては、デビュー27年目にして初の演劇舞台であり、全22公演をワンキャストで務めることでも注目を集めている。
13日午後、ソウル・カンソ(江西)区LGアートセンター LG SIGNATUREホールで行われたインタビューで、イ・ソジンとコ・アソンは作品への思いや舞台裏を語った。
ワーニャ役を演じるイ・ソジンは「古典作品ではありますが、現代にも通じる物語ですし、登場人物たちも今の周囲にいる人々と似ています」と語った。
続けて「中年になったワーニャと共通点も多く、自分の話し方に自然になじませながら演じました」と説明した。
また、「ワーニャは劇中ずっと簡単には崩れない人物ですが、最後にソーニャの言葉によって、初めて完全に心がほどけるような気がします」と、もっとも印象深い場面についても言及した。
さらに「実際には慰められるのがあまり好きなタイプではありませんが、もし慰められるなら、こんなふうに優しく慰められたいです」と笑みを見せた。

イ・ソジンは「公演のたびに涙が出ました。幕が下りた後も感情を整理する時間が必要だったので、暗転の時間を長めに取ったほどです」と打ち明け、作品への深い没入感をうかがわせた。
ソーニャ役のコ・アソンも「ソーニャは普段、優しい言葉を簡単に口にする人物ではありません。でも、ワーニャが人生で一度は聞きたかった言葉を伝える瞬間だと思いました」と説明した。
続けて「原作の慰めは、そこまで優しいニュアンスではありませんでしたが、ソン・サンギュ演出と『今の時代に必要なのは優しさではないか』という話をしながら、今のシーンを作り上げました」と語った。
さらに「そのセリフを、自分自身に掛ける言葉だと思いながら演じています。毎日、気付かないうちに私自身も癒やされている気がします」と打ち明けた。

これに対しコ・アソンは、「イ・ソジンさんを泣かせることを目標に、どうすればもっと心を揺さぶれるか悩んでいたのですが、思ったより簡単に泣かれていました」と冗談交じりに話し、笑いを誘った。
またイ・ソジンは、「ウオッカを飲むシーンがあるのですが、俳優たちが味を知らなかったので、ナ・ヨンソクPDに1箱送ってほしいとお願いしました」と明かし、「ナPDが快く送ってくださって、2日目の公演も直接見に来てくれました」とエピソードを披露した。
コ・アソンは「もともとセリフを覚えるのは得意なほうですが、実の姉から『寝言でも独白していた』と言われて、自分でも知らないうちにプレッシャーを感じているのかもしれないと思いました」と話した。
続けて「まずはリハーサルの緊張感を維持しながら、毎日舞台に立つことに集中したいです」と意気込みを語った。
「ワーニャ伯父さん」は31日まで、ソウル・カンソ(江西)区LGアートセンター LG SIGNATUREホールで上演される。
WOW!Korea提供








