≪韓国ドラマNOW≫「プロボノ: アナタの正義救います!」第8話、自己最高視聴率更新 チョン・ギョンホ、憲法条項廃止に成功=視聴率9.5%、あらすじ・ネタバレ

 

当初は事実を否定していたチャ・ジニだったが、カン・ダウィの合理的な追及の前に、すべては娘を守るための母としての選択だったと釈明する。しかし、その裏にさらに隠された事情があると察したカン・ダウィは、再び弁護士を訪ね、チャ・ジニがエリヤの私的領域にまで介入していた証拠をつかみ、その事実をエリヤ本人に伝えた。

衝撃の真実を知ったエリヤは、専属契約の解除訴訟を決意し、プロボノチームに依頼する。チームは信頼関係の破綻を核心争点として契約解除の正当性を主張するとともに、エリヤの兄で本部長を務める人物に関わる精算過程の問題点も突き止め、横領容疑で告訴すると強く圧力をかけた。


しかし、チャ・ジニの弁護を担当するウ・ミョンフン(チェ・デフン)が、憲法上の親族相盗例を持ち出したことで状況は一変する。チャ・ジニは息子の横領はすべて自分の指示だったと罪をかぶり、ウ・ミョンフンは親族相盗例により、母娘という直系血族間の財産犯罪は処罰対象外だと強く主張した。

憲法を盾にした相手側の論理に、プロボノチームは行き詰まる。憲法そのものに異議を唱える戦いであり、大きな社会的反発も予想され、勝利は決して保証されていなかった。それでもエリヤとプロボノチームは、勝敗を超えて、家族内犯罪の被害をこれ以上見過ごせないと意志を一つにし、法を変える戦いに踏み出す。

そして舞台は法廷から国会へ。刑法整備と制度改善のための国政監査の場で、エリヤとプロボノチームは、善良な母を装うチャ・ジニと彼女をかばうウ・ミョンフンに対し、用意してきた証拠を一つずつ提示しながら冷静に反撃を開始した。


母性を強調するチャ・ジニの姿に心を動かされた議員たちを前に、カン・ダウィは、エリヤ自身も精算問題を知りながら「母親だから」という理由で沈黙してきた事実を指摘。さらに、問題の資金でチャ・ジニがマンションを購入し、内縁の男性に渡していたこと、法人カードもその男性が使用していた状況を示し、隠されていた真の姿を暴いた。

同じ境遇にある家族財産犯罪の被害者たちと並んで立ったエリヤは、親族相盗例によって続いてきた苦しみを訴え、なぜ法を変えなければならないのかを真摯に語った。その結果、憲法裁判所は全員一致で親族相盗例の廃止を決定。エリヤとプロボノチームの完全勝利として、痛快なカタルシスを届けた。

なお、tvN土日ドラマ「プロボノ」は、毎週土・日曜午後9時10分に放送されている。

 

WOW!Korea提供

2025.12.29