
映画「王と生きる男」のキャラクターポスターが5種公開された。
この映画は、1457年の清冷浦を舞台に、村の再興のため自ら流刑地を自任した村長と、王位を追われてそこに流される若い先王を描いた物語。
公開されたポスターは、歴史が消そうとした記録のその向こう側の話を満たしたキャラクター5人の多彩な個性を盛り込んだ。
まず山奥の村長オム・フンド(ユ・ヘジン扮)は、流刑地の全てを総括する保守的な主人として孤軍奮闘する姿を予告し、親しみやすく愉快な魅力を期待させる。流刑されてくる高官を通じて村の暮らしを豊かにするという夢を見ていたが、王位を追われた先王を迎えるという思いがけない状況をどう乗り越えていくのか気がかりにさせる。
若い先王(端宗)イ・ホンウィ(パク・ジフン扮)のポスターは、寂し気な目つきが視線を引き付ける。コルリョンポ(袞龍袍/王の常服)を着たまま一人立つ姿は、王位を追われて一寸先も分からない危機に置かれた彼の絶望と危うさを実感させる。
どっしりしたカリスマあふれる権力者ハン・ミョンフェ(ユ・ジテ扮)の姿は、そこにいるだけでも冷ややかな威圧感をかもし出す。癸酉靖難(きゆうせいなん/政権奪取クーデター)の一等功臣である彼は、イ・ホンウィを流刑地に送った後も、彼の全てをことごとく注視し、物語の緊張感を極大化する。
イ・ホンウィが歩き始めたころから彼を我が子のように世話し、流刑地でも日常を共にする宮女メファ(チョン・ミド扮)のポスターは、芯の強い人物像を感じさせる。
イ・ホンウィの復位を図る叔父クムソンテグン(錦城大君/イ・ジュンヒョク扮)は、強い意志が込められた目つきで鎧と剣を完備していて活躍を予告する。
映画「王と生きる男」は正月連休を控えた来る2026年2月4日に公開される。
WOW!Korea提供




