「MUSINSA(ムシンサ)」は中国MZ世代を狙った現地のカスタマイズ戦略で韓国ファッションの人気をリードしていると29日明らかにした。消費者データを基盤とした企画とローカライズされたマーケティングがまじわり、取引額の急増や製品の完売など可視的な成果を出している。
最近「MUSINSA」は、中国の公式アンバサダーであるグループ「ENHYPEN」のソンフンと共に「同款」キャンペーンを展開した。27日にTモール(天猫)内の「MUSINSA」および「MUSINSA」スタンダードフラッグシップストアでソンフンが着用した製品を紹介するルックブックを公開し、同一商品の購入客に限定版の記念品を贈呈する企画展を行った。
このイベントは公開から1時間で取引額5億ウォン(約5200万円)を突破し、1日の累積販売量が7300個を超えるなど現地消費者の爆発的な反応を引き出した。「MUSINSA」が中国のMZ世代(ミレニアル世代とZ世代、1980~2000年代生まれ)の趣向を綿密に分析し、好きなブランドとスタイルを集中してキュレーションした戦略が功を奏したと分析されている。
「MUSINSA」の関係者は「短期間に高い取引額を記録した今回のキャンペーンは、現地消費者のデータを基盤とした商品企画とアンバサダーマーケティングの相乗効果が作った結果」として、「Tモールを中心に初期の成果を確保したため、『MUSINSA』独自のインフラを活用して韓国のファッションブランドが中国MZ世代と接点を拡大できるように支援を続ける」と伝えた。








