イム・ユナ(少女時代)の「暴君のシェフ」が有終の美を収めて幕を下ろし、イ・ジュノ(2PM)の「テプン商事」がその熱気を受け継ぎます。
先月28日に放送が終了したtvN土日ドラマ「暴君のシェフ」は、最終回で首都圏基準17.4%の視聴率を記録しました。放送中に高い話題性を維持したうえ、ユナとイ・チェミンの演技、見ごたえのある劇の展開が視聴者から好評を受けました。これに加えて、Netflix非英語TVショー部門で2週連続1位を達成してtvNドラマとして初の成果も収めました。
「暴君のシェフ」が韓国内外でシンドローム級の人気を果たした中、後続作である「テプン商事」がバトンを受け継ぎます。「テプン商事」は、1997年にIMF(国際通貨基金)で不渡りの危機に面した中、父が残した中小企業「テプン商事」を守るための孤軍奮闘する青年社長の成長期とその家族と職員たちの姿を描きます。
ジュノは劇中でカン・テプン役を務めます。テプンはその時代に裕福な親を持ったアックジョン(狎鴎亭)のオレンジ族です。しかし、1997年の韓国の最大の経済的危機だったIMFで、父親が家族と同じくらい大切にしていたテプン商事が倒れると、これを守るために代表を務める人物です。
ジュノは「記憶」、「キム課長とソ理事〜Bravo! Your Life〜」、「自白」、「赤い袖先」、「キング・ザ・ランド」など様々な作品で人気と演技力を証明してきました。ロマンスから時代劇までジャンルに偏らず、“アイドル出身俳優”という修飾語を超えて視聴率と話題性を保障する俳優として位置づけています。
ユナとジュノは先がけてJTBCドラマ「キング・ザ・ランド」で呼吸を合わせてたいへん愛されたため、ふたりの作品が続いて編成された点も関心を集めています。ネチズンは「『キング・ザ・ランド』カップルのリレー編成とは」、「イム・ユナが行ってイ・ジュノが来る」など期待を示しました。
「暴君のシェフ」が視聴率はもちろんオンラインでの話題性、SNSのヒット数などでも強さを見せたため、後続のドラマへの視聴者の流入効果も期待される状況です。ユナが最終話で17.4%という高い視聴率を記録した中、ジュノがこの流れを成功に導くことができるかが注目されています。
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