※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
TvN土日ドラマ「暴君のシェフ」に緊張感を加える人物がいる。 まさに「宮廷の実力者」宿願カン・モクジュ役を演じた女優カン・ハンナだ。
カン・モクジュは詩と絵、音楽に長けた絶世の美女だが、端麗な外見の裏に欲望と戦略を隠した二重的な人物だ。 カン・ハンナは立体的な演技、圧倒的なビジュアルとスタイリング、完璧なディクションまでシナジーを出し、カン・モクジュに完全に変身、ドラマの展開に興味を加え、好評を得ている。
カン・ハンナが演じるカン・モクジュは、王の寵愛を独り占めしようとする執念の中で、絶えず計略を立てる人物だ。 このような中で、カン・ハンナは瞬間ごとに変わる視線処理と感情の震え、緻密な言葉遣いで欲望と不安を細かく表現した。
憎むべき行動であるにもかかわらず、単純に悪いキャラクターに止まらず、野望、嫉妬、揺れる内面まで多層的に表現し、ドラマの没入度を極大化した。 また、毎回繰り広げられる緻密な計略の中で、カン・モクジュならではのカリスマを盛り込んで、キャラクターに生命力を吹き込んだ。
ぴったりの「レッド韓服スタイリング」も目を引く。 カン・ハンナは華麗な初登場からよく着た赤い韓服を完ぺきに着こなし「傾国之色」キャラクターとの高いシンクロ率を誇った。 パーソナルカラーのようによく似合う赤色の衣装は、権力と欲望を象徴するカン・モクジュの内面をそのまま反映した。
ここに時代劇特有のヘアスタイルと孤高の小物まで加わり、強い自分だけの品格があり致命的な魅力が完成した。 放送直後、視聴者の間では「傾国之色そのもの」という反応があふれている。
この中でも断然目立つ部分は鮮やかなディクションだ。 カン・ハンナは、洗練されたはっきりしたディクションで台詞をこなし、カン・モクジュの権威と冷たいカリスマを倍加させている。 特に緊張感が流れる対立場面では安定的でありながらも力のある発声でドラマのリズムを安定的に導いた。
回を重ねるごとに大きくなるイ・ホン(イ・チェミン扮)をめぐって繰り広げられるヨン・ジヨン(ユナ扮)との激しい神経戦は、後半部にさらに極大化される予定だ。
TvN「暴君のシェフ」は毎週土日午後9時10分に放送される。
WOW!Korea提供