白の衣装に身を包んだ美しいNiziUは、TVアニメ『神之塔-Tower of God- 王子の帰還』オープニング&エンディングテーマで話題を集めた「RISE UP」「BELIEVE」を立て続けて披露し、会場のボルテージを最大限引き上げた。美しく可愛い妖精たちは、トークでも柔らかな笑顔を見せ、会場中を明るいエネルギーで包むと、大声援の中、「HEARTRIS」「Take a picture」を披露しステージを終えた。
ここで、カイとHAYATOの2人のMCが登場。HAYATOは、Final「KMF」で特別なコラボステージを披露できて感無量だと感想を語り、最後の出演者『n.SSign』をコールした。
大歓声の中、大トリを務めるn.SSignがステージへ。2年前の「KMF2022」で日本初上陸を果たしたn.SSignは、思い出が詰まった「KMF」で、10月9日リリースの新曲「EVERBLUE」を日本初披露。会場に集まってくれたファンたちの思い出にと、フォトタイムもプレゼントし、観客と思い出を共有した。
リーダーのカズタは、2年前の「KMF」では、お客様が来てくれるのか心配だったけど、沢山のファンが会いにきてくれてすごく感動したことを思い出すとファンに語り、またこれまで16年間続けてきた「KMF」と、自分たちを支えてくれた主催者であるNPO法人日韓文化交流会に感謝の気持ちも伝え、会場は大きな拍手で包まれ大きな感動が残った。
最後は思い出の曲ということで、カズタが注目されるきっかけとなった「My House」が披露された。横浜アリーナという大きな会場で観客を魅了するカズタの姿に、日本初登場から応援を続けてきたファンにとって、誇らしく感じられる成熟したステージだった。
カイ、マコ&マヤ、HAYATO、カズタの5人のMCがステージに登場。
カイがFinal「KMF」全てのアーティストのステージが終わったことを告げ、観客との別れを惜しんだ。
マコが「最後に大好きなKISS OF LIFEと一緒にスペシャルコラボで準備した曲があります!」と伝え観客に「聞きたいですか?」と煽った。
NiziUとKISS OF LIFEが選んだスペシャルコラボ曲はZARDの名曲「負けないで」。
NiziUの美しく清らかな歌声が会場に響き癒されると共に元気が出てくる。そこに、KISS OF LIFEの爽やかな歌声が重なり感動のフィナーレへと向かっていった。最後には、全出演者がステージに集まり、一緒に「負けないで」を歌いエンディングを迎えた。
マコが「最後に皆、気持ちをひとつにして終わりましょうよ」と提案し、「LOVE!KMF!」「ありがとう!KMF!」と一緒に叫び心をひとつにして、16年間の「KMF」の長い歴史に幕を下ろした。
「16thKMF2024」では、毎年恒例となっている日韓Dance de Smileチームがオープニングアクトとして登場し、K-POPカバーダンスメドレーを披露。この日のために練習を重ねてきた成果を発揮し、楽しみながらダンスを踊り観客をウォーミングアップした。
また、今回初めての試みとして、ファンに楽しんでもらうためフォトゾーンのオブジェを設置。“推し”グッズと共に認証ショットを楽しそうに撮影する姿が印象的だった。
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